心理学、哲学、経済、科学、物語にまつわる588の用語を、短い説明と詳細記事へのリンクで紹介します。名前を調べることも、関心のある分野から読み始めることもできます。
588語を表示しています。
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目次
テーマをまとめて読みたい方へ
電気・磁気の用語30選 / 量子と測定の用語30選 / カオス・複雑系の用語30選 / 対称性と保存則の用語30選
確率と偶然20選 / 地形・地質20選 / 音・波・光30選 / ネットワーク20選
心理現象 / 認知バイアス / 集団心理 / 思考実験 / 論理の誤り / ゲーム理論 / パラドックス
科学的に考えるための用語20選 / 身近な経済学の用語10選
統計の基本用語20選:平均・中央値・標準偏差を同じデータで理解する
仕事・組織の用語24選 / AI・コンピュータの用語24選 / 宇宙・時空の用語32選 / 物語・創作の用語24選
哲学の基本用語24選 / 言語学の基本用語24選 / 進化・生態の用語24選 / 数学的な考え方24選 / 情報の伝え方を考える用語24選 / 社会学の基本用語24選
あ行の用語
- アービトラージ
- あーびとらーじ · 経済・社会・仕事
- アービトラージ(裁定取引)の意味を、2つの市場の架空の価格で解説。同時売買と価格差の収束を待つ取引の違い、手数料・約定・決済など、見える差額と利益の違いを紹介します。
- AIDMAの法則
- あいどまのほうそく · 経済・社会・仕事
- AIDMAの注意・関心・欲求・記憶・行動を、ゲームアプリの紹介で具体化。AISASとの違い、炎上や話題だけでは利用につながらない理由、入口の改善方法を紹介します。
- 青い鳥症候群
- あおいとりしょうこうぐん · 心理・行動
- 青い鳥症候群という言葉の意味と、メーテルリンク『青い鳥』の物語を紹介。環境を変える理由と、理想を探し続ける迷いを分け、選択の条件を具体的に整理します。
- アカシックレコード
- あかしっくれこーど · 哲学・論理
- アカシックレコードを神智学などで語られる霊的な記録の考え方として紹介。実際の記録や予測との違い、すべてを知れる図書館を題材にした物語の問いを解説します。
- アキレスと亀
- あきれすとかめ · 哲学・論理
- 速いアキレスが、先に出発した亀を追う場面です。まず亀のいた場所へ着く必要があり、その間に亀は少し進む。この区切りをいつまでも続けられるため、追い付けないように見えます。
- アッシュの同調実験
- あっしゅのどうちょうじっけん · 心理・行動
- アッシュの同調実験の手順と結果を分かりやすく解説。約3分の1の回答と約75%の参加者の違い、全員一致の影響、会議やゲームの感想で意見を集める工夫を紹介します。
- アビリーンのパラドックス
- あびりーんのぱらどっくす · 経済・社会・仕事
- アビリーンのパラドックスの意味と家族旅行のたとえを解説。本心と賛成のずれ、集団思考との違い、会議で意見や懸念を確かめる具体的な方法を紹介します。
- アファーマティブ・アクション
- あふぁーまてぃぶ・あくしょん · 経済・社会・仕事
- アファーマティブ・アクションを、機会の格差を是正する措置として解説。日本のポジティブ・アクション、同じルールと実際の機会の違い、制度を考える四つの問いを紹介します。
- アモルファス
- あもるふぁす · 科学・数学・技術
- 結晶のような長距離の周期的な原子配列を持たない固体の状態です。非晶質とも呼びます。近くの原子同士には一定の配列の傾向があり、あらゆる尺度で完全に無秩序とは限りません。
- アリアドネの糸
- ありあどねのいと · 言葉・物語
- アリアドネの糸の意味を、テセウスと迷宮の神話から紹介。糸が答えへの案内ではなく帰り道を残す理由、赤い糸との混同、調査やゲームで手順を残す応用を解説します。
- アルゴリズム
- あるごりずむ · 科学・数学・技術
- アルゴリズムは、問題を解くための明確な手順です。同じ答えにたどり着く方法でも、必要な作業量は変わります。カード探しの例から、プログラムやAIとの違いを考えます。
- 安全保障のジレンマ
- あんぜんほしょうのじれんま · 経済・社会・仕事
- 自国を守る軍備が相手の不安を強める安全保障のジレンマを、架空の二国の例で解説。囚人のジレンマ、攻撃と防御の見分け、相互確証破壊との違いを考えます。
- アンダードッグ効果
- あんだーどっぐこうか · 心理・行動
- アンダードッグ効果の意味と、不利な相手への支持を調べた研究を紹介。努力や資源の見え方、人気との違い、個人開発で応援をお願いする際の考え方を解説します。
- アンダーマイニング効果
- あんだーまいにんぐこうか · 心理・行動
- 楽しく始めた活動でも、報酬のための作業になると興味が下がることがある。アンダーマイニング効果を研究とゲーム制作の例で紹介し、褒め方やご褒美の設計を考えます。
- イケア効果
- いけあこうか · 心理・行動
- 自分で組み立てたり作ったりした物を、高く評価する傾向です。作業に参加した経験が、完成品を見るときの価値に入り込みます。努力したから必ず価値が上がる、という普遍的な法則ではありません。
- 異常分散
- いじょうぶんさん · 科学・数学・技術
- 通常分散とは逆向きに、周波数の変化に対して屈折率が変わる領域を指します。光学では吸収共鳴の近くなどで現れ、波束の形や伝わり方が大きく変わる場合があります。
- 位相不変量
- いそうふへんりょう · 科学・数学・技術
- 同相な空間では同じ値や構造になる特徴です。空間が同じでないことを示したり、分類を進めたりするために使います。連結成分の数、オイラー標数、基本群などが例になります。
- 遺伝子流動
- いでんしりゅうどう · 科学・数学・技術
- 遺伝子流動は、個体や配偶子などの移動を通じて、集団間で遺伝子が移ることです。動物の移住だけでなく、花粉の移動なども関係します。移動しただけで繁殖へ寄与しない場合とは区別します。
- イノベーター理論
- いのべーたーりろん · 経済・社会・仕事
- イノベーター理論の5分類を、採用する時期から解説。普及率の数字の読み方、キャズムとの関係、アプリの紹介で利用者の不安や目的に合わせて伝える工夫を紹介します。
- インテリジェント・デザイン説
- いんてりじぇんと・でざいんせつ · 科学・数学・技術
- インテリジェント・デザイン説の主張と、生物進化の説明との違いを解説。科学的に確かめるとは何か、生命の起源と進化を分けて考えるポイントを紹介します。
- インポスター症候群
- いんぽすたーしょうこうぐん · 心理・行動
- インポスター症候群の意味を、成果を運のせいにする気持ちや「いつか見抜かれる」という不安から解説。謙虚さとの違い、成果と課題の整理、周囲の支援を考えるヒントを紹介します。
- ウィンザー効果
- うぃんざーこうか · 心理・行動
- ウィンザー効果の意味を会話や口コミの例で解説。本人と第三者の言葉の違い、情報の利害や具体性、褒め言葉の伝え方、アプリを紹介するときに大切なことを紹介します。
- ウェルテル効果
- うぇるてるこうか · 心理・行動
- ウェルテル効果と自殺報道の関係を解説。報じ方が重要な理由、WHOの指針、希望や回復を伝えるパパゲーノ効果、SNSで情報を共有するときの考え方を紹介します。
- 渦電流
- うずでんりゅう · 科学・数学・技術
- 渦電流は、磁束の変化によって導体の内部に生じる、輪を描くような電流です。導線をコイル状につながなくても、金属の板や塊の内部が電流の通り道になります。磁石で金属の動きを抑える、不思議な制動にも関わります。
- 宇宙の熱的死
- うちゅうのねつてきし · 科学・数学・技術
- 宇宙の長期的な未来について、仕事を取り出せるエネルギーの差が乏しくなり、活発な過程が続きにくくなるというシナリオです。熱力学の考え方を宇宙規模へ広げた言葉です。
- ウラシマ効果
- うらしまこうか · 哲学・論理
- 旅をして戻った人と、地上にいた人とで、経過した時間が異なるという相対論の話です。「同じ時刻に別れ、同じ場所で再会したのに、時計の進みが違う」という意外さがあります。
- エヴァンジェリスト
- えゔぁんじぇりすと · 経済・社会・仕事
- IT業界のエヴァンジェリストの意味と役割を解説。言葉の由来、営業や講師との関係、デモ・技術記事・利用者の声を通じて、新しい技術の価値を伝える方法を紹介します。
- エクソプラネット
- えくそぷらねっと · 科学・数学・技術
- 太陽系外惑星は、太陽系の外にある惑星です。明るい星のそばで暗い惑星をどう見つけるのか、トランジット法と視線速度法、生命が住める条件との違いを説明します。
- エッジコンピューティング
- えっじこんぴゅーてぃんぐ · 科学・数学・技術
- エッジコンピューティングは、データが生まれる場所や利用者の近くで処理する考え方です。ゲーム操作やカメラを例に、遅延、通信量、クラウドとの役割分担をわかりやすく説明します。
- エネルギーバンド
- えねるぎーばんど · 科学・数学・技術
- 周期的な固体中で電子が取り得るエネルギーの帯です。孤立した原子の離散的な準位とは異なり、多数の原子の相互作用と周期性を反映して、波数に応じた帯として整理します。
- エバネッセント波
- えばねっせんとは · 科学・数学・技術
- ある方向へ進行する振動ではなく、その方向に振幅が指数関数的に小さくなる波の成分です。全反射する境界の外側などに現れ、境界のすぐ近くで重要になります。
- エピジェネティクス
- えぴじぇねてぃくす · 科学・数学・技術
- エピジェネティクスは、DNAの塩基配列を変えずに遺伝子の働き方が変わる仕組みを研究します。DNAメチル化、ヒストン修飾、細胞分裂での維持と親子の継承の違いを紹介します。
- エビングハウス錯視
- えびんぐはうすさくし · 心理・行動
- エビングハウス錯視は、同じ大きさの円でも、周囲に置く円の大きさなどによって違う大きさに見える現象です。記憶の忘却曲線とは別の話で、見かけの大きさを周囲との関係で捉える知覚の性質に関わります。
- エメットの法則
- えめっとのほうそく · 心理・行動
- 先延ばしで疲れるのは、作業をしていない間も気にし続けるからかもしれません。リタ・エメットの言葉から、曖昧な仕事を小さな一歩に変える方法と、休む判断との違いを紹介します。
- エルゴード性
- えるごーどせい · 科学・数学・技術
- 時間をかけて一つの系を観測した平均と、同じ制約を満たす状態の集団での平均が、適切な条件で一致する性質です。統計力学で、多数の状態による記述と一つの実験の関係を考える鍵になります。
- エルニーニョとラニーニャ
- えるにーにょとらにーにゃ · 科学・数学・技術
- エルニーニョとラニーニャは、遠い海の名前のようで、日本の天候の話にも現れます。違いの入口は、太平洋の赤道域で海面水温が平年より高い状態か、低い状態か。ただし「発生したら必ず冷夏・猛暑」という予言ではありません。
- エンダウド・プログレス効果
- えんだうど・ぷろぐれすこうか · 心理・行動
- エンダウド・プログレス効果を、8個の空欄と2個押印済みの10個のスタンプカードで解説。洗車の実験結果、単に始める話との違い、学習やアプリで進捗を誠実に示す工夫を紹介します。
- エンタルピー
- えんたるぴー · 科学・数学・技術
- 内部エネルギーUに圧力と体積の積pVを加えたH=U+pVという状態量です。周囲を押しのける膨張の仕事を含めて整理すると便利な条件があり、化学の反応熱でよく登場します。
- エントロピー
- えんとろぴー · 科学・数学・技術
- 熱力学では状態量で、微視的には巨視的条件を実現する状態の多さとも結び付きます。「乱雑さ」は直感の助けですが、見た目の散らかり具合を測る一般的な物差しではありません。
- エントロピー生成
- えんとろぴーせいせい · 科学・数学・技術
- 熱や物質とともに境界を越えて運ばれるエントロピーとは別に、系の内部の不可逆性によって生じる分です。エントロピーの変化を移動と生成に分けることで、部分系の収支を追えます。
- オイラー標数
- おいらーひょうすう · 科学・数学・技術
- オイラー標数は、図形を頂点・辺・面などへ分けたとき、それらの数を交互に足し引きして得る位相的な量です。曲面ではχ=V−E+Fが入口になり、立方体の表面なら8−12+6=2になります。
- おとり効果
- おとりこうか · 心理・行動
- 二つの選択肢に第三の選択肢を加えることで、元の二つの相対的な選ばれやすさが変わる現象です。特に、片方には明らかに劣るが、もう片方とは単純に比べにくい選択肢を加える設定が知られます。
- 親殺しのパラドックス
- おやごろしのぱらどっくす · 哲学・論理
- 過去へ戻り、自分が生まれる原因を消したら、その行動をした自分はどこから来たのか。過去への移動、過去の改変、一つの歴史という前提を重ねると、因果関係に矛盾が生まれます。
- 温度
- おんど · 科学・数学・技術
- 熱平衡を特徴付け、熱の移動する向きを考える状態量です。単純な理想気体では粒子の平均的な運動エネルギーと結び付きますが、その説明をすべての物質へそのまま広げることはできません。
か行の用語
- 回折
- かいせつ · 科学・数学・技術
- 回折は、波が障害物や開口の近くで広がり、単純にまっすぐ進むだけでは説明できない分布を作る現象です。回り込みの目立ち方は、波長と障害物・開口の大きさの関係で変わります。
- カイラリティ
- かいらりてぃ · 科学・数学・技術
- カイラリティは、ある形をその鏡像へ重ね合わせられないという幾何学的な性質です。右手と左手を思い浮かべると、格好いい響きの言葉が身近になります。似ているのに、向きを変えるだけでは一致しない関係です。
- ガウス=ボンネの定理
- がうすぼんねのていり · 科学・数学・技術
- 曲面の曲がり方を全体で積分した値と、オイラー標数という位相的な量を結び付ける定理です。境界のないコンパクトな向き付け可能曲面では、ガウス曲率の積分が2πχになります。
- 化学ポテンシャル
- かがくぽてんしゃる · 科学・数学・技術
- 温度・圧力など所定の条件を保って、ある成分の粒子数や物質量を少し増やしたとき、熱力学的なエネルギー量がどう変わるかを表す量です。物質が移る向きや相平衡を考える入口になります。
- 可逆圧縮
- かぎゃくあっしゅく · 科学・数学・技術
- 可逆圧縮は、圧縮したデータから元のデータを完全に復元できる圧縮です。見た目がほぼ同じという意味ではなく、定めた復元手順で元のデータが一致することを求めます。
- 学習性無気力
- がくしゅうせいむきりょく · 心理・行動
- 学習性無力感を、自分の行動と結果が結びつかない経験から解説。初期の実験とその後の研究、疲れや判断としての撤退との違い、変えられる部分や周囲の支援を考える視点を紹介します。
- カクテルパーティ効果
- かくてるぱーてぃこうか · 心理・行動
- 人混みでも一人の声を追えたり、自分の名前に気づいたりするのはなぜ?カクテルパーティ効果を研究とローマでの旅行体験から紹介し、音を使う画面の工夫も考えます。
- 仮現運動
- かげんうんどう · 心理・行動
- 静止した刺激を異なる位置へ時間差で示すなどして、連続した動きがあるように感じる現象です。対象が実際に空間を移動することと、動きを知覚することを分ける入口になります。
- 画像優位性効果
- がぞうゆういせいこうか · 心理・行動
- 同じ対象を示す語だけを学んだ場合より、画像で学んだ場合のほうが、後の記憶で有利になることがある現象です。何を覚え、どんな方法で答えるかによって結果は変わります。
- カタルシス効果
- かたるしすこうか · 心理・行動
- カタルシスの意味を、悲劇や映画で心が動く体験から紹介。「怒りをぶつければ収まる」という考えとの違いを研究から確認し、感情を言葉にすることや話を聞く工夫を考えます。
- カチッサー効果
- かちっさーこうか · 心理・行動
- カチッサー効果の意味と、コピー機で順番を譲ってもらう実験を解説。理由の有無とお願いの負担による違いを表で比較し、相手が判断しやすい依頼の作り方を紹介します。
- 活性化エネルギー
- かっせいかえねるぎー · 科学・数学・技術
- エネルギーを放出する反応でも、始まるまでにきっかけが必要なことがあります。活性化エネルギーは、反応の進みやすさを考える際に登場するエネルギーの尺度です。出発点と到着点の差だけでなく、途中の山へ目を向けます。
- カテドラル効果
- かてどらるこうか · 心理・行動
- カテドラル効果の意味を、天井の高さと情報処理を調べた研究から解説。抽象的な考え方と細部への注目の違い、創造力との混同、作業場所を比較する方法を紹介します。
- カニバリズム
- かにばりずむ · 科学・数学・技術
- カニバリズムの意味を、同種の共食いと人類の歴史から解説。フォレの葬送儀礼とクールー病、アンデスの遭難の事例、物語やビジネスで使われる言葉との違いを整理します。
- カブトムシの箱
- かぶとむしのはこ · 哲学・論理
- 自分の箱しか見られず、各自が中身を「カブトムシ」と呼ぶ世界。ウィトゲンシュタインの思考実験を、私的な感覚、言葉の使い方、「分かり合えない」との違いから解説します。
- 神の見えざる手
- かみのみえざるて · 経済・社会・仕事
- 自分の利益を求める行動が、社会にも結果を生む「見えざる手」。アダム・スミスの文脈、需要と供給、Uber Eatsの報酬体系、価格だけでは解決しない問題を紹介します。
- カラーバス効果
- からーばすこうか · 心理・行動
- 赤いものを探すと、いつもの景色が違って見える。カラーバス効果を選択的注意の視点で考え、願うだけで現実が変わる話との違い、アイデアを集める工夫を紹介します。
- カリギュラ効果
- かりぎゅらこうか · 心理・行動
- 禁止されたことが気になるカリギュラ効果を、好奇心と心理的リアクタンスの違いから解説。宿題、見出し、ゲームのヒントを例に、反発を強めにくい伝え方を考えます。
- カルノーサイクル
- かるのーさいくる · 科学・数学・技術
- カルノーサイクルは、二つの温度の熱源の間で動く、可逆な熱機関の理想的な一周です。等温変化と断熱変化を二つずつ組み合わせ、同じ熱源間で動く機関の効率の上限を示します。
- 干渉
- かんしょう · 科学・数学・技術
- 干渉は、重なった波によって強め合う場所や弱め合う場所が生じることです。小さな振幅の波など、重ね合わせを使える範囲で考えると、その場所の変位を足すことで仕組みが見えてきます。
- 岩石循環
- がんせきじゅんかん · 科学・数学・技術
- 岩石循環は、岩石が融解、冷却、風化、堆積、変成などを通して別の岩石へ変わる関係を示す模型です。火成岩→堆積岩→変成岩の順に、すべての石が同じ道を一周するという意味ではありません。
- カントール集合
- かんとーるしゅうごう · 科学・数学・技術
- 閉区間[0,1]から中央の開いた三分の一を除き、残った各区間でも同じ操作を繰り返して得る集合です。穴をいくつも開けたように見えて、非可算個の点が残ります。
- カントールの対角線論法
- かんとーるのたいかくせんろんぽう · 科学・数学・技術
- 全部を一覧にしたという仮定から、その一覧のどの行とも違う対象を作り、列挙できないと示す論法です。第n行の第n成分を変えるため、対角線という名前が付いています。
- カントールの定理
- かんとーるのていり · 科学・数学・技術
- どんな集合Aでも、その部分集合をすべて集めた冪集合P(A)のほうが、Aより濃度が大きいという定理です。無限の大きさにも、さらに大きいものを作れることを示します。
- ギッフェン財
- ぎっふぇんざい · 経済・社会・仕事
- ギッフェン財を、食費と主食の例から解説。所得効果と代替効果、劣等財・正常財の意味、高級品が高いほど売れる現象との違い、中国の家計を対象にした研究を紹介します。
- ギブズのパラドックス
- ぎぶずのぱらどっくす · 科学・数学・技術
- 気体を混合するときのエントロピーを、粒子の区別の仕方と結び付けて考える問題です。異なる気体を混ぜる場合と、同じ温度・圧力の同種気体の仕切りを外す場合では、混合の扱いが違います。
- 共進化
- きょうしんか · 科学・数学・技術
- 共進化は、相互作用する種どうしが互いに選択圧となり、それぞれの進化的変化に関わることです。同じ場所にいることや、同じ時期に変化することだけでは共進化の証拠になりません。
- クォーターライフ・クライシス
- くぉーたーらいふ・くらいしす · 心理・行動
- クォーターライフ・クライシスを、進みたいのに進めない、今の役割から動けないという二つの視点で解説。漠然とした不安を具体的な問いに分ける例を紹介します。
- 屈折
- くっせつ · 科学・数学・技術
- 屈折は、波が伝わる速さの違う領域へ進むときの進み方の変化です。斜めに境界へ入る光が曲がる例が有名ですが、垂直に入る場合には向きが変わらなくても、速さや波長が変わることがあります。
- クラインの壺
- くらいんのつぼ · 科学・数学・技術
- クラインの壺は、境界を持たず、全体に一貫した向きを付けられない曲面です。首が胴を突き抜けるガラスの模型が有名ですが、その交差は三次元で表す際に生じるもので、抽象的な曲面そのものの穴ではありません。
- クリプトムネジア
- くりぷとむねじあ · 心理・行動
- クリプトムネジアは、以前触れた内容が思い浮かんでも、その出所を思い出せず、自分の新しい発想だと受け取ってしまう現象です。「内容が記憶に残ること」と「それを記憶だと分かること」の違いが表れます。
- グレシャムの法則
- ぐれしゃむのほうそく · 経済・社会・仕事
- グレシャムの法則は、質の違う貨幣が同じ額面で使えるときに起こる流通の偏りです。架空の硬貨で仕組みを解説し、腐ったミカンや人間関係への比喩との違いも考えます。
- ゲージ不変性
- げーじふへんせい · 科学・数学・技術
- 同じ物理状態を表す記述の自由度を変えても、観測できる量が変わらない性質です。電磁気では適切にポテンシャルを変えても、電場と磁場が同じになることが入口になります。
- ゲーミフィケーション
- げーみふぃけーしょん · 経済・社会・仕事
- ゲーミフィケーションの意味を、学習の進捗や飲食店の仕組みで解説。ゲームそのものとの違い、ポイント・目標・フィードバックの役割、利用者の目的を支える設計の工夫を紹介します。
- 毛玉の定理
- けだまのていり · 科学・数学・技術
- 毛玉の定理は、球面の各点に接する矢印を連続に配置すると、どこかで矢印の長さが0になることを示します。「毛の生えた球を、つむじも乱れもなく全部とかせない」という比喩で知られる位相幾何の定理です。
- 結晶格子
- けっしょうこうし · 科学・数学・技術
- 周期結晶の繰り返しを、同じ環境を持つ点の並びとして表したものです。原子そのものを一つずつ描く図ではなく、空間の並進対称性を取り出した骨組みと考えられます。
- 限界効用逓減の法則
- げんかいこうようていげんのほうそく · 経済・社会・仕事
- 限界効用逓減の読み方と意味を、飲み物と数値モデルで解説。総効用との違い、期待値と満足の関係、ゲームの問題や機能を増やすときの考え方を紹介します。
- 光電効果
- こうでんこうか · 科学・数学・技術
- 光電効果は、光によって物質から電子が放出される現象です。単純な金属の模型では、光の周波数がある値より低いと、明るくしただけでは電子を出せません。光の「量」と、一個の光子のエネルギーを分ける入口です。
- コーシーシーケンス
- こーしーしーけんす · 科学・数学・技術
- コーシー列(コーシーシーケンス)の定義を、1/nの数列とεを使って解説。隣同士が近いだけでは足りない理由、調和数列の反例、実数の完備性を紹介します。
- ゴールドストーンの定理
- ごーるどすとーんのていり · 科学・数学・技術
- ゴールドストーンの定理は、連続的な大域的対称性が自発的に破れると、低エネルギーの揺らぎが現れることを述べます。相対論的な場の理論では、適切な仮定のもとで質量ゼロの粒子として表されます。
- ゴールドディガーモデル
- ごーるどでぃがーもでる · 経済・社会・仕事
- ゴールドディガーモデルの意味を、ゴールドラッシュとジーンズの歴史から解説。アプリ開発を支える道具やサービスの例と、需要・競争・継続費用を見極めるポイントを紹介します。
- コヒーレンス
- こひーれんす · 科学・数学・技術
- 波の位相の関係が、どのくらい安定して比較できるかを表す性質です。時間的なずれを比べる時間コヒーレンスと、異なる位置を比べる空間コヒーレンスなどを区別します。
- コモンズの悲劇
- こもんずのひげき · 経済・社会・仕事
- コモンズの悲劇を共有の牧草地で分かりやすく解説。個人の利益と全体の損失がずれる理由、オストロムの研究、共同管理やアプリの利用制限への応用を紹介します。
- ゴルディアスの結び目
- ごるでぃあすのむすびめ · 言葉・物語
- ゴルディアスの結び目とアレクサンドロスの逸話を紹介。古典にある二つの伝承、目的と手段を分ける考え方、画像付きの駐車場パズルと開いて読む答えを掲載します。
- ゴルディロックスの原理
- ごるでぃろっくすのげんり · 経済・社会・仕事
- ゴルディロックスの原理と松竹梅効果を、料金プランの例で解説。妥協効果との関係、童話に由来する名前、天文学のゴルディロックス領域との違いを紹介します。
- コンパクト性
- こんぱくとせい · 科学・数学・技術
- どんな開被覆からも有限個を選んで全体を覆えるという性質です。抽象的な定義ですが、ユークリッド空間では閉じて有界な集合がコンパクトという判定が、身近な入口になります。
さ行の用語
- ザ・バイオリニスト
- ざ・ばいおりにすと · 哲学・論理
- 知らないバイオリニストの生命維持のために、自分の身体を9か月使わせる義務はあるのでしょうか。トムソンの思考実験を、同意、救助の義務、例え話の限界から考えます。
- 再認と再生
- さいにんとさいせい · 心理・行動
- 再認は、示された情報について以前に見たものかなどを判断することです。再生は、対象そのものが提示されない状態で、学んだ内容を取り出すことです。どちらも記憶の異なる確かめ方です。
- サイレントマジョリティ
- さいれんとまじょりてぃ · 経済・社会・仕事
- サイレントマジョリティとノイジーマイノリティの意味を解説。ニクソンの演説、沈黙と賛成の違い、SNSやアプリのレビューから全体の意見を考える方法を紹介します。
- サヴァン症候群
- さゔぁんしょうこうぐん · 科学・数学・技術
- サヴァン症候群で見られる記憶・音楽・カレンダー計算などの能力を解説。自閉スペクトラム症との違い、得意なことと生活上の支援を分ける視点を紹介します。
- サバンナ理論
- さばんなりろん · 心理・行動
- サバンナ理論の意味と、知能・人口密度・友人との交流を調べた研究を解説。孤独と一人の時間の違い、統計から個人を決めつけない読み方、自分に合う付き合い方を紹介します。
- サンクトペテルブルクのパラドックス
- さんくとぺてるぶるくのぱらどっくす · 哲学・論理
- 公平なコインを表が出るまで投げ、遅く出るほど賞金が倍増するゲームです。理想化した規則では金額の期待値が無限になるのに、人が参加費として無限に払いたいとは思わない、というずれを考えます。
- ジェームズランゲ説
- じぇーむずらんげせつ · 心理・行動
- ジェームズ・ランゲ説の意味を、動悸や涙などの身体反応から解説。表情フィードバックの研究、笑顔と気分の関係、感情を考えるときのポイントを紹介します。
- 時間反転対称性
- じかんはんてんたいしょうせい · 科学・数学・技術
- 時間の向きを反転し、速度や角運動量など必要な量の符号も対応して変えたとき、法則が同じ形で成り立つかという性質です。逆再生の映像の見た目だけでは判定できません。
- 磁気ヒステリシス
- じきひすてりしす · 科学・数学・技術
- 磁気ヒステリシスは、強磁性体などの磁化が、現在の外からの磁場だけでなく、それまでに加えた磁場の履歴にも依存する現象です。磁場を増やしたときと減らしたときで、同じ道を戻りません。
- 自己参照効果
- じこさんしょうこうか · 心理・行動
- 情報を自分と結び付けて処理したとき、後の記憶が良くなることがある現象です。単に自分の名前が含まれるというだけでなく、学ぶときにどのような判断をしたかが重要になります。
- 自己組織化臨界性
- じこそしきかりんかいせい · 科学・数学・技術
- 自己組織化臨界性は、外からゆっくり駆動される系が、細かなパラメータ調整なしに臨界的な振る舞いへ向かうという考え方です。砂山の模型が有名ですが、現実の砂山すべてが同じ法則に従うという意味ではありません。
- 次数中心性・媒介中心性
- じすうちゅうしんせいばいかいちゅうしんせい · 科学・数学・技術
- 次数中心性は直接の接続の多さ、媒介中心性は他の二点を結ぶ最短経路の途中にどれだけ現れるかを見る指標です。どちらを大きくしたいかで、「中心」の意味も変わります。
- シックハウス症候群
- しっくはうすしょうこうぐん · 科学・数学・技術
- シックハウス症候群は、室内空気の汚染などと関連する体調の問題です。建材だけでなく家具や日用品も見る理由、換気と空気清浄の違い、環境と症状を記録するポイントを説明します。
- 自発的対称性の破れ
- じはつてきたいしょうせいのやぶれ · 科学・数学・技術
- 自発的対称性の破れは、法則には対称性があるのに、実現する状態がその対称性を持たないことです。「法則が壊れた」という意味ではありません。右と左を同じように扱う規則から、どちらか一方が選ばれる状況を考えます。
- シミュラクラ現象
- しみゅらくらげんしょう · 心理・行動
- シミュラクラ現象と呼ばれる顔の見間違いを、顔のパレイドリアから解説。3つの点、顔文字、写真が顔に見える理由と、ゲームやアイコンのデザインへの応用を紹介します。
- 射影平面
- しゃえいへいめん · 科学・数学・技術
- 実射影平面は、三次元空間の原点を通る直線を一つの点とみなした空間です。球面上の正反対の二点を同一視する、という作り方でも表せます。向き付けできない閉じた曲面です。
- 社会化
- しゃかいか · 経済・社会・仕事
- 社会化は、人が相互作用などを通じて、社会の規範・価値・役割や行動の仕方を学んでいく過程です。社交的になることだけを指す言葉ではありません。子ども時代だけでなく、生涯を通じて考えられます。
- 社会関係資本
- しゃかいかんけいしほん · 経済・社会・仕事
- 社会関係資本は、人々の関係やネットワークを通じて利用できる資源を捉える概念です。論者によって、個人が得る資源を重視するか、信頼や協力を支える社会の性質を重視するかなどに違いがあります。
- ジャネーの法則
- じゃねーのほうそく · 心理・行動
- 年齢とともに一年が短く感じるジャネーの法則を、人生に占める割合の例から解説。時間を過ごす感覚と振り返る感覚の違い、日々を記録し、大事な予定を置く方法を考えます。
- ジャムの法則
- じゃむのほうそく · 経済・社会・仕事
- 6種類と24種類のジャムの実験を、立ち寄った割合と購入した割合に分けて紹介。「少ないほど売れる」と決めつけず、アプリやメニューの選びやすさを考えます。
- シャルパンティエ効果
- しゃるぱんてぃえこうか · 心理・行動
- シャルパンティエ効果(サイズ重量錯覚)の意味を、同じ重さの大小の箱で解説。鉄と綿の例、持ち上げる動作と感じる重さの違い、広告表現の話と区別するポイントを紹介します。
- シュヴァルツシルト半径
- しゅゔぁるつしるとはんけい · 科学・数学・技術
- 回転せず電荷を持たない球対称なブラックホールの模型で、事象の地平線に対応する半径です。質量Mに対し2GM/c²で表され、質量が増えるほど大きくなります。
- 自由エネルギー
- じゆうえねるぎー · 科学・数学・技術
- 自由エネルギーは、温度や圧力などの条件を決めたとき、変化の向きや取り出せる仕事を考える熱力学の量です。「無限に使える無料のエネルギー」という意味ではなく、ギブズとヘルムホルツで適する条件が違います。
- 囚人のジレンマ
- しゅうじんのじれんま · 哲学・論理
- 各人が自分に有利な手を選ぶと、二人とも協力した場合より悪い結果へ行き着くよう、利得を設定したゲームです。個人の合理性と、二人全体の望ましさが食い違う仕組みを考えられます。
- ジュール=トムソン効果
- じゅーるとむそんこうか · 科学・数学・技術
- 実在気体が弁などを通って圧力を下げる絞り過程で、温度が変化する現象です。断熱で、運動・位置エネルギーの変化を無視する定常流れでは、エンタルピーがほぼ一定になります。
- シュテルン=ゲルラッハ実験
- しゅてるんげるらっはじっけん · 科学・数学・技術
- 不均一な磁場を通した原子ビームが離れた成分へ分かれる実験です。角運動量や磁気モーメントの成分が量子的な離散値を取ることを考える代表例になります。
- シュレディンガーの猫
- しゅれでぃんがーのねこ · 哲学・論理
- 量子の状態と猫の生死を装置で結び付け、量子の重ね合わせを大きな物体へ広げたときの難しさを示す思考実験です。箱の中身を単に知らない状況と、量子状態の記述を同じにしてよいかが問いになります。
- 準拠集団
- じゅんきょしゅうだん · 経済・社会・仕事
- 準拠集団は、自分の判断・評価・行動の基準として参照する集団です。所属している集団と一致するとは限りません。誰を基準にするかで、同じ自分の状態の見え方が変わります。
- 準周期運動
- じゅんしゅうきうんどう · 科学・数学・技術
- 互いの比が無理数になるような複数の基本振動数を含み、厳密には同じ状態へ周期的に戻らない規則的な運動です。周期的でないことが、直ちにカオスを意味しない例になります。
- 順序数
- じゅんじょすう · 科学・数学・技術
- よく順序付けられた集合の並び方の型を表す数です。要素がいくつあるかを比べる基数に対し、どのような順番で並んでいるかを捉えます。無限ではこの違いがはっきり現れます。
- 触媒
- しょくばい · 科学・数学・技術
- 自分は全体として消費されず、化学反応を速める。触媒は、少し魔法のように聞こえる言葉です。ただし、何もせずに見守っている物質でも、エネルギーを無限に生み出す仕掛けでもありません。反応に関わり、再び使える形へ戻る働きを見てみましょう。
- シンプソンの逆説
- しんぷそんのぎゃくせつ · 科学・数学・技術
- 難易度別ではAの正解率が高いのに、合計するとBが高い。シンプソンのパラドックスを架空のパズル成績で計算し、割合の比較で見落としやすい分母と内訳を解説します。
- SWOT分析
- すうぉっとぶんせき · 経済・社会・仕事
- SWOT分析の強み・弱み・機会・脅威を、架空のラーメン店とアプリ開発の例で解説。内部と外部の分け方、クロスSWOT、具体的な行動に落とす手順を紹介します。
- 数学的帰納法
- すうがくてききのうほう · 哲学・論理
- 数学的帰納法は、自然数などで番号付けされた命題を、最初の場合と次へ進む関係から証明する方法です。たくさんの例を見て一般化する日常的な帰納とは、正しさの示し方が異なります。
- ストックホルム症候群
- すとっくほるむしょうこうぐん · 心理・行動
- ストックホルム症候群は、強い支配下で加害者への親近感などが見られる状況を説明する言葉です。「好きになった」と単純化できない理由や、行動と自由な選択の違いを考えます。
- ストライサンド効果
- すとらいさんどこうか · 経済・社会・仕事
- 削除や隠蔽の動きが注目を集め、情報が逆に広まるストライサンド効果。名前の由来、禁止への反発との違い、発信やスクリーンショットで気をつけたい点を紹介します。
- ストループ効果
- すとるーぷこうか · 心理・行動
- ストループ効果を、文字の色を答える小さな体験例で解説。自動的に読んでしまう処理と注意の関係、逆ストループとの違い、アプリで矛盾する手掛かりを減らす工夫を紹介します。
- ストレンジアトラクター
- すとれんじあとらくたー · 科学・数学・技術
- ストレンジアトラクターは、力学系の長時間の振る舞いが近づく集合のうち、フラクタルのような複雑な幾何を持つものです。混沌に見える動きにも、形のあるまとまりが現れる。名前の「奇妙さ」は、その両立にあります。
- 整合主義
- せいごうしゅぎ · 哲学・論理
- 整合主義は、信念が正当化される仕組みを、ほかの信念との結び付きや体系全体のまとまりから考える立場です。ここでは真理そのものの定義ではなく、信じる根拠についての整合主義を扱います。
- 正常性バイアス
- せいじょうせいばいあす · 心理・行動
- 正常性バイアスの意味を、警報や日常の判断の例から解説。確証バイアスとの違い、避難を妨げる複数の事情、平時に行動を決めておくための確認ポイントを紹介します。
- 生存者バイアス
- せいぞんしゃばいあす · 経済・社会・仕事
- 残った人や成功した例だけを見ると、全体の姿を見誤ることがあります。生存者バイアスを架空のアンケートやアプリ開発の例で解説し、分母と脱落した人の見方を紹介します。
- 整列可能定理
- せいれつかのうていり · 科学・数学・技術
- どんな集合にも、空でない任意の部分集合が最小要素を持つような順序を入れられる、という定理です。標準的な集合論の枠組みでは選択公理と同値になります。
- セルフハンディキャッピング
- せるふはんでぃきゃっぴんぐ · 心理・行動
- セルフハンディキャッピングの意味を、試験前の掃除や発表の例から解説。行動と言葉で作るハンディの違い、実際の制約との区別、小さく準備を進める工夫を紹介します。
- セレンディピティ
- せれんでぃぴてぃ · 言葉・物語
- セレンディピティの意味と、ウォルポールの手紙にある由来を紹介。ポスト・イットの開発を例に、偶然、気付き、試作の違いと、日常やアプリ開発での使い方を解説します。
- 前後即因果の誤謬
- ぜんごそくいんがのごびゅう · 哲学・論理
- 前後即因果の誤謬を、雨男、勉強法、アプリ更新の架空の例で解説。時間の順序と原因の違い、ほかの変化や比較を見る方法、因果関係を確かめる問いを紹介します。
- 選択公理
- せんたくこうり · 科学・数学・技術
- 空でない集合の族から、それぞれ一つずつ要素を選ぶ関数が存在する、という公理です。有限個の選択では自然に見えることを、一般の無限個の集まりまで認める点が特徴です。
- 全単射
- ぜんたんしゃ · 科学・数学・技術
- 二つの集合の要素を、重複も取りこぼしもなく一対一に対応させる写像です。単射は行き先が重ならないこと、全射は行き先の集合をすべて覆うことを指し、両方を満たします。
- 全知全能のパラドックス
- ぜんちぜんのうのぱらどっくす · 哲学・論理
- 全能の存在は、自分にも持ち上げられない石を作れる?石のパラドックスを二つの場合で考え、全知と全能の違い、論理的に矛盾する依頼の見方を紹介します。
- 相互情報量
- そうごじょうほうりょう · 科学・数学・技術
- 相互情報量は、一方の確率変数を知ることで、もう一方についての不確実さが平均してどれだけ減るかを表す量です。対数の底を2にすると単位はビットです。ここでは離散的な変数を扱います。
- ソースモニタリング
- そーすもにたりんぐ · 心理・行動
- ソースモニタリングは、記憶や知識の出所を判断する過程です。誰から聞いたのか、実際に見たのか、自分で想像したのか。内容を思い出せることと、その由来を正しく判断できることは同じではありません。
- 測地線偏差
- そくちせんへんさ · 科学・数学・技術
- 近くを自由落下する物体の経路が、互いに近づいたり離れたりする様子を、時空の曲率と結び付ける考え方です。一つの物体の運動だけでは見えにくい、重力の潮汐的な効果を捉えます。
- ソロモンメソッド
- そろもんめそっど · 経済・社会・仕事
- ソロモンメソッドの由来と、小林尊が2001年に達成したホットドッグ競技の記録を紹介。ゼロベース思考との関係を、作業の分解やアプリ開発の具体例から考えます。
- 損失回避
- そんしつかいひ · 心理・行動
- 基準となる状態と比べた損失を、同程度の利得より重く評価しやすい傾向です。金額そのものだけでなく、何を「元の状態」とみなすかによって、得をした感覚と損をした感覚が分かれます。
た行の用語
- ダークパターン
- だーくぱたーん · 経済・社会・仕事
- ダークパターンの意味を、隠し料金・解約妨害・偽の期限・紛らわしい広告の例で解説。見分けるポイントと、アプリ開発で利用者の選択を尊重する画面の作り方を紹介します。
- ダークマター
- だーくまたー · 科学・数学・技術
- ダークマターは、光では見えにくいのに重力の働きから存在が考えられる物質です。銀河の回転と重力レンズを例に、何が観測され、何がまだわからないのかを説明します。
- 対称性の回復
- たいしょうせいのかいふく · 科学・数学・技術
- 条件の変化によって、以前は対称性を破っていた状態が、対称な状態へ移ることです。温度による相転移などで、法則の対称性と実際の状態の対称性を比較する際に使います。
- ダイヤモンドダスト
- だいやもんどだすと · 科学・数学・技術
- 晴れているのに、空気の中できらきらした粒が舞う。ダイヤモンドダストの正体は宝石ではなく、とても小さな氷の結晶です。名前の華やかさと、実際に何が浮かんでいるのかをつなげて見てみましょう。
- ダニングクルーガー効果
- だにんぐくるーがーこうか · 心理・行動
- 自分の出来を実際より高く見積もることがあるダニングクルーガー効果。研究の意味、よく見る自信の曲線との違い、勉強やアプリ開発で理解を確かめる例を紹介します。
- ダブルスタンダード
- だぶるすたんだーど · 経済・社会・仕事
- ダブルスタンダード(二重基準)を、自分と他人の締め切りの例で解説。条件の違いを確認する方法、例外の扱い、議論で基準をそろえるポイントを紹介します。
- ダンカンの多重比較法
- だんかんのたじゅうひかくほう · 科学・数学・技術
- ダンカンの多重比較法の考え方と注意点を解説。平均値だけで差を決められない理由、多重比較の誤り、a・bの文字表示、有意差なしと同じの違いがわかります。
- 断熱過程
- だんねつかてい · 科学・数学・技術
- 系の境界を通る熱の移動がない過程です。断熱材で囲む場合のほか、熱交換に比べて十分速い変化を近似的に断熱とみなす場合があります。温度が一定という条件とは別です。
- 単連結
- たんれんけつ · 科学・数学・技術
- 弧状連結で、空間内のどんな閉じた道も連続的に一点へ縮められる性質です。「穴がない」という比喩が使われますが、道の縮め方を指定した定義で捉えると混乱を避けられます。
- チューリングテスト
- ちゅーりんぐてすと · 科学・数学・技術
- チューリングテストの意味と、1950年の模倣ゲームを解説。文字による会話で何を測るのか、合格条件で結果が変わる理由、自然な返答・正確さ・意識を分けて考えるポイントを紹介します。
- チューリングマシン
- ちゅーりんぐましん · 科学・数学・技術
- テープを読み、記号を書き、左右に動く。チューリングマシンの仕組みを「111に1を足す」例で紹介します。万能チューリングマシンや停止問題との関係も解説。
- チンダル現象
- ちんだるげんしょう · 科学・数学・技術
- 霧の中のライトや、微粒子を含む液体の中で、光が筋になって見えることがあります。チンダル現象は、細かな粒子が光を散らし、横からもその道筋が見える現象です。「光が通る」と「光が目に入る」を分けると理解できます。
- 通信路容量
- つうしんろようりょう · 科学・数学・技術
- 通信路容量は、決められた通信路モデルと制約のもとで、誤りを十分小さくして情報を伝えられる率の限界を表します。回線の広告にある速度や、目の前のダウンロード速度とそのまま同じではありません。
- デウス・エクス・マキナ
- でうす・えくす・まきな · 言葉・物語
- デウス・エクス・マキナの意味を、アリストテレス『詩学』と架空の物語から解説。神や夢が出るだけでは決まらない理由、伏線や主人公の選択との関係を紹介します。
- 適応度
- てきおうど · 科学・数学・技術
- 進化生物学でいう適応度は、ある環境・比較のもとで、次世代に遺伝的な寄与を残す成功を表す概念です。筋力、長寿、個人の努力の順位とは同じではありません。測定方法は研究の問いに応じて異なります。
- テクノストレス
- てくのすとれす · 科学・数学・技術
- テクノストレスは、技術の利用や変化に伴う負担を考える言葉です。通知の中断、勤務時間への入り込み、ツールを覚える負担を、個人の我慢だけに頼らない工夫とともに紹介します。
- デコヒーレンス
- でこひーれんす · 科学・数学・技術
- 系が環境と相互作用し、対象だけを見ると干渉を支える位相関係が観測しにくくなる過程です。環境を含む全体の記述と、環境の情報を追わない部分系の記述を分けます。
- デジタルノマド
- でじたるのまど · 経済・社会・仕事
- 場所を固定せず、インターネットを使って働くスタイル。移動の自由と、働く環境を整える工夫が関わります。
- 電磁共振
- でんじきょうしん · 科学・数学・技術
- 電気容量とインダクタンスなどを持つ系で、特定の振動数の入力に大きく応答する現象です。LC回路では電場と磁場に蓄えられるエネルギーが交互に移る模型が入口になります。
- 電磁遮蔽
- でんじしゃへい · 科学・数学・技術
- 導体などの材料や構造によって、特定の電場・磁場・電磁波の影響を減らすことです。反射、吸収、電荷や電流の応答などを利用し、対象の周波数に応じて仕組みを選びます。
- テンション・リダクション効果
- てんしょん・りだくしょんこうか · 心理・行動
- テンション・リダクション効果として紹介される「緊張が解けた後の油断」を、買い物と作業の例で考える。購入の勢いを調べた研究との違いや、最後の確認を残す工夫を紹介します。
- 展望記憶
- てんぼうきおく · 心理・行動
- 展望記憶は、あらかじめ決めた行動を、将来の適切な時点で思い出して実行するための記憶です。過去の出来事を再生するだけでなく、別のことをしている途中に、予定した意図へ戻る必要があります。
- ドアインザフェイステクニック
- どあいんざふぇいすてくにっく · 心理・行動
- 大きな依頼を断ったあとだと、小さな依頼を受けやすくなることがあります。ドアインザフェイスの実験、譲歩の心理、フットインザドアとの違い、落ち着いて判断する方法を解説します。
- 等温過程
- とうおんかてい · 科学・数学・技術
- 温度を一定に保ったまま進む過程です。熱浴とエネルギーをやり取りしながら状態を変える模型がよく使われます。温度が変わらなくても、熱や仕事の受け渡しがないとは限りません。
- 等価原理
- とうかげんり · 科学・数学・技術
- 重力と加速の関係を、局所的な実験の立場から捉える原理です。一般相対論では、十分小さな自由落下する実験室で、重力のない場合の物理法則を近似的に使えることが重要になります。
- 等分配則
- とうぶんぱいそく · 科学・数学・技術
- 古典的な熱平衡の条件で、エネルギーに二次式として入る自由度が、平均でそれぞれkBT/2を持つという関係です。温度と微視的な運動エネルギーをつなぐ手掛かりになります。
- トーラス
- とーらす · 科学・数学・技術
- 円周を二方向に組み合わせた、ドーナツの表面のような曲面です。連結で境界がなく向き付け可能であり、オイラー標数は0です。内部の詰まったドーナツ全体とは分けて考えます。
- 独立と排反
- どくりつとはいはん · 科学・数学・技術
- 独立は「片方の結果を知っても、もう片方の確率が変わらないこと」、排反は「同時には起こらないこと」です。どちらも事象の関係を表しますが、調べる問いが違います。公平なサイコロ1個で違いを確かめます。
- トポロジー
- とぽろじー · 科学・数学・技術
- 長さや角度より、連続性やつながりなどの性質に注目して空間を調べる数学です。曲げ伸ばししても残る特徴という説明が入口ですが、どんな変形を許すかを明示することが必要です。
- トポロジカル絶縁体
- とぽろじかるぜつえんたい · 科学・数学・技術
- 内部は絶縁的でも、境界に特有の伝導状態を持つ物質の相です。その性質はバンド構造の位相的な特徴と関係し、ある種の乱れに対して保たれることがあります。
- トロイの木馬
- とろいのもくば · 言葉・物語
- ギリシア軍が残した木馬は、なぜトロイアへ運び込まれたのでしょう。物語のあらすじ、ウイルスとの違い、偽アプリを見抜く確認点から「トロイの木馬」の意味を解説します。
- トンネル効果
- とんねるこうか · 科学・数学・技術
- トンネル効果は、古典的には越えられないエネルギーの障壁を、量子粒子が透過する確率を持つ現象です。「一瞬だけエネルギーを借りる魔法」と考えるより、障壁の中と外で波動関数がどうつながるかを見る方が正確です。
な行の用語
- 内部エネルギー
- ないぶえねるぎー · 科学・数学・技術
- 系の内部の微視的な運動や相互作用などに関わるエネルギーを、巨視的な状態量としてまとめたものです。系全体の移動や高さによるエネルギーとは区別して帳尻を合わせます。
- ニューカムのパラドックス
- にゅーかむのぱらどっくす · 哲学・論理
- 予測者が用意した二つの箱から、一つだけ取るか両方取るか。ニューカムのパラドックスを金額の表と具体例で整理し、期待値と支配原理がぶつかる理由を考えます。
- 認知的不協和
- にんちてきふきょうわ · 心理・行動
- 信念と行動が食い違うとき、どうして気持ちを納得させたくなる?酸っぱいブドウ、1ドルと20ドルの実験、アプリの改善例から、認知的不協和と考え直す方法を紹介します。
- 抜き打ちテストのパラドックス
- ぬきうちてすとのぱらどっくす · 哲学・論理
- 「来週、事前には日が分からないテストをする」という予告から、最後の日は予測できるので除外し、次々に日を除外すると、実施できる日が消えるように見える問いです。知ることと予測することを考えます。
- ネーターの定理
- ねーたーのていり · 科学・数学・技術
- ネーターの定理は、一定の条件のもとで、作用の連続的な対称性と保存量を結び付ける定理です。エネルギー・運動量・角運動量の保存が、別々の暗記事項ではなく、同じ考え方から見えてきます。
- ネームコーリング効果
- ねーむこーりんぐこうか · 心理・行動
- ネームコーリング効果として紹介される「名前を呼ぶこと」を解説。自分の名前への反応の研究と好感度を区別し、自然な呼び方や英語のname-callingの意味を紹介します。
- 熱力学第一法則
- ねつりきがくだいいちほうそく · 科学・数学・技術
- 熱と仕事のやり取りを含めたエネルギー保存の法則です。系が受け取る熱をQ、系が外へする仕事をWと決めるなら、内部エネルギーの変化はΔU=Q−Wと書けます。
- 熱力学第二法則
- ねつりきがくだいにほうそく · 科学・数学・技術
- エネルギー保存だけでは決まらない変化の向きや、熱を仕事へ変える限界を与える法則です。孤立系ではエントロピーは減少せず、可逆な理想過程で一定、不可逆過程で増大すると表せます。
は行の用語
- パーキンソンの法則
- ぱーきんそんのほうそく · 経済・社会・仕事
- 仕事が与えられた時間を満たすまで膨らむパーキンソンの法則を解説。完成条件の決め方、必要な余裕と先延ばしの違い、収入と支出を見直す視点を紹介します。
- パーコレーション
- ぱーこれーしょん · 科学・数学・技術
- 格子の点や辺がある確率でつながる模型で、大きな連結集団がいつ現れるかを調べる考え方です。局所の接続から全体を横断する道が生まれる境目に注目します。
- バイオインフォマティクス
- ばいおいんふぉまてぃくす · 科学・数学・技術
- バイオインフォマティクスは、生物のデータを情報科学で分析する分野です。DNAの文字列を比べる小さな例、BLASTの役割、似ていることと機能が同じことの違いを解説します。
- バイオミメティクス
- ばいおみめてぃくす · 科学・数学・技術
- バイオミメティクスは、生物の働く仕組みを技術に生かす考え方です。ハスの葉の自浄作用とヤモリの足の付着を例に、形をまねることと機能を取り出すことの違いを紹介します。
- ハインリッヒの法則
- はいんりっひのほうそく · 経済・社会・仕事
- ハインリッヒの法則と1:29:300の意味を解説。事故の比率の限界、ヒヤリハットの記録、報告を責めない仕組み、アプリ開発で小さな不具合を生かす考え方を紹介します。
- パウリの排他原理
- ぱうりのはいたげんり · 科学・数学・技術
- パウリの排他原理は、同種のフェルミ粒子が同じ一粒子量子状態を同時に占められないという原理です。電子の並び方、原子の構造、物質の性質を考える鍵になります。「粒子同士が電気で反発すること」とは別です。
- 白鳥の首フラスコ実験
- はくちょうのくびふらすこじっけん · 科学・数学・技術
- パスツールの白鳥の首フラスコ実験を、空気・ほこり・微生物の関係から解説。自然発生説を検討した仕組みと、地球で最初の生命が生まれた過程との違いを紹介します。
- 波動関数
- はどうかんすう · 科学・数学・技術
- 波動関数は、量子状態を表し、測定結果の確率を計算するために使う数学的な表現です。よくψという文字で書かれます。水面の波のような物体をそのまま意味するのではなく、どんな測定の結果を予測するかと結び付いています。
- ハビタブルゾーン
- はびたぶるぞーん · 科学・数学・技術
- ハビタブルゾーンは、適切な大気などの条件があれば、惑星表面に液体の水が存在し得る恒星からの距離の範囲です。範囲内にあるだけで、生命や居住可能性が確認されたわけではありません。
- パラレルワールド
- ぱられるわーるど · 科学・数学・技術
- パラレルワールドの意味を、もしもの物語と量子力学の多世界解釈に分けて解説。時間旅行の矛盾、世界が分岐する設定の面白さ、作品を読む際の注目点を紹介します。
- パレートの法則
- ぱれーとのほうそく · 経済・社会・仕事
- パレートの法則と80対20の意味を、架空の問い合わせ件数で解説。割合が必ず一致しない理由、パレート分析、働きアリの研究との違い、重要な少数に注目する方法を紹介します。
- パンスペルミア説
- ぱんすぺるみあせつ · 科学・数学・技術
- パンスペルミア説は、生命が天体の間を移動する可能性を考える仮説です。小惑星の有機物、宇宙での微生物の生存実験を例に、生命の材料と生命そのものの違いを紹介します。
- バンドギャップ
- ばんどぎゃっぷ · 科学・数学・技術
- 電子のバンドの間にある、状態の存在しないエネルギーの範囲です。半導体や絶縁体では、占有された価電子帯と、その上の伝導帯の間のギャップが重要になります。
- バンドワゴン効果
- ばんどわごんこうか · 心理・行動
- 多くの人が支持していることが、さらに支持や選択を集める方向に働く現象です。人気そのものが判断の手がかりとなるため、内容を自分で評価した結果とは分けて考える必要があります。
- ピークエンドの法則
- ぴーくえんどのほうそく · 心理・行動
- 体験を後から評価するとき、感情が強く動いた部分や終わり方が大きく関わることがある、という考え方です。体験中の感覚を時間全体で足したものと、振り返った評価が一致するとは限りません。
- ピーターの法則
- ぴーたーのほうそく · 経済・社会・仕事
- 優秀な社員が昇進すると、なぜ力を発揮できなくなることがあるのでしょう。ピーターの法則を、担当者と管理職の仕事の違い、研究、組織と本人ができる工夫から解説します。
- 非可算無限
- ひかさんむげん · 科学・数学・技術
- 自然数で番号を付けても、すべての要素を漏れなく並べられない無限集合を指します。単に数が多すぎて作業が大変という意味ではなく、どんな列挙方法でも不可能という数学的な区別です。
- 人食いワニのパラドックス
- ひとくいわにのぱらどっくす · 哲学・論理
- 予想が当たれば子どもを返し、外れれば返さない。母親の一言でワニの約束が矛盾する仕組みを、二つの場合分けと、ルール設計の例で解説します。
- 被覆空間
- ひふくくうかん · 科学・数学・技術
- ある空間を、局所的には同じ形の複数のシートで覆うように写す空間です。元の各点の小さな近傍を取り出すと、上側では重ならない近傍の集まりに分かれる性質を持ちます。
- ヒルベルトのホテル
- ひるべるとのほてる · 科学・数学・技術
- 可算無限個の部屋がすべて埋まっていても、客を移動させれば新しい客を入れられるという思考実験です。無限集合と真部分集合が同じ濃度を持つことを、客室の番号で表します。
- ファーストペンギン
- ふぁーすとぺんぎん · 経済・社会・仕事
- ファーストペンギンの意味と先行者利益を解説。早く始めることで得られる経験と、需要や技術が読めない負担を比べ、小さな試作品で挑戦する方法を紹介します。
- ファラデーケージ
- ふぁらでーけーじ · 科学・数学・技術
- ファラデーケージは、導体の囲いによって内部への電場の影響を抑える仕組みです。「見えないバリア」のような名前ですが、鍵になるのは導体の中を動ける電荷。まず静電気の話から考えると、遮れるものと遮れないものを分けられます。
- ファントムバイブレーション
- ふぁんとむばいぶれーしょん · 科学・数学・技術
- ファントムバイブレーションを、通知と感覚の取り違えから解説。医療スタッフの調査、予測と知覚の関係、スマホ依存を一つの体験で決められない理由を紹介します。
- フィルターバブル
- ふぃるたーばぶる · 経済・社会・仕事
- フィルターバブルの意味を、検索や動画のおすすめを例に解説。エコーチェンバー・確証バイアスとの違い、パーソナライズの便利さと、情報の偏りに気づく工夫を紹介します。
- 風化・侵食・堆積
- ふうかしんしょくたいせき · 科学・数学・技術
- 風化はその場で岩石が壊れたり成分が変わったりすること、侵食は物質が削られ取り去られること、堆積は運ばれた物質が積もることです。間にある「運搬」も含めて、山から川へ移る石で整理します。
- フェーン現象
- ふぇーんげんしょう · 科学・数学・技術
- 山の向こうから吹いてきた風なのに、涼しいどころか暖かい。フェーン現象は、山を越えて吹き下りる風が風下の気温を押し上げる現象です。空気が上がるときと下がるときを分けると、不思議な温度差の理由が見えてきます。
- フェノミクス
- ふぇのみくす · 科学・数学・技術
- フェノミクスは、生物の形や機能などの表現型を幅広く調べる研究です。植物の育ち方を例に、遺伝子だけでは説明しきれない特徴、測定条件、時間による変化の見方を紹介します。
- フェルミエネルギー
- ふぇるみえねるぎー · 科学・数学・技術
- 非相互作用フェルミ粒子の模型では、絶対零度で占有される最も高いエネルギーを指します。パウリの排他原理により、粒子をすべて最低の一状態に詰められないことが背景です。
- フェルミのパラドックス
- ふぇるみのぱらどっくす · 科学・数学・技術
- 宇宙には多くの星があるのに、文明の確かな痕跡が見つからない。フェルミのパラドックスを、生命・文明・観測の違いと、距離や時間の架空の例から考えます。
- 不可逆過程
- ふかぎゃくかてい · 科学・数学・技術
- 不可逆過程は、系と周囲の両方を、何の変化も残さず元へ戻すことができない過程です。冷めた飲み物を再び温められても、そのために周囲へ別の変化を残すなら、元の冷却が可逆だったことにはなりません。
- 不確定性原理
- ふかくていせいげんり · 科学・数学・技術
- 不確定性原理は、量子状態の位置と運動量などの広がりを、同時にいくらでも小さくはできないという関係です。道具の性能を上げればなくなる誤差とは性質が違います。まず「何のばらつきを比べているのか」を整理しましょう。
- 不完全性定理
- ふかんぜんせいていり · 哲学・論理
- ゲーデルの不完全性定理を、公理・無矛盾・証明の意味から解説。二つの定理の違い、自己言及の仕組み、「数学は信用できない」という誤解を具体例とともに整理します。
- 不気味の谷
- ぶきみのたに · 科学・数学・技術
- 不気味の谷の意味と森政弘の仮説を解説。人間らしさと親近感、顔・声・動きのずれ、リアルさが常に魅力にならない理由、ゲームキャラクターを作るときの視点を紹介します。
- 腹話術効果
- ふくわじゅつこうか · 心理・行動
- 音と映像が一つの出来事として受け取られるとき、音の位置が見える対象の位置へ引かれて感じられる現象です。音の内容ではなく、どこから聞こえるかという位置の判断が焦点です。
- 双子のクローン赤ちゃん
- ふたごのくろーんあかちゃん · 哲学・論理
- 体も環境も完全に同じ二人は、同じ行動をする?クローン赤ちゃんの思考実験から、決定論、偶然、両立論を整理し、自由意志とは何を指すのかを考えます。
- フットインザドアテクニック
- ふっといんざどあてくにっく · 心理・行動
- 小さな依頼を受け入れたあと、より大きな依頼も受けやすくなるフットインザドア。看板の実験、自己イメージの説明、似た手法との違い、追加の依頼を判断するコツを紹介します。
- 普遍性クラス
- ふへんせいくらす · 科学・数学・技術
- 普遍性クラスは、細部の違う系でも、臨界点付近の長い距離で見た振る舞いが共通になるグループです。すべてが同じになるのではなく、臨界指数など、尺度を変えて残る性質に注目します。
- ブラウワーの不動点定理
- ぶらうわーのふどうてんていり · 科学・数学・技術
- ブラウワーの不動点定理は、閉じた円板や球などを自分自身の中へ連続に写すと、少なくとも一つ、写した先が元の位置と同じになる点が存在するという定理です。境界を含むことと連続性が重要です。
- フラクタル
- ふらくたる · 科学・数学・技術
- フラクタルは、細かな尺度まで複雑な構造が続く図形や集合を捉える考え方です。自己相似や、整数ではない次元がよく登場します。ただし、自然の模様がすべて無限に同じ形を繰り返す、という意味ではありません。
- ブラッグの法則
- ぶらっぐのほうそく · 科学・数学・技術
- 周期的に並んだ結晶の面から散乱される波が、強め合う角度を示す関係です。面間隔d、波長λ、面に対する角度θに対し、2d sinθが波長の整数倍になる条件を使います。
- プラトー現象
- ぷらとーげんしょう · 心理・行動
- プラトー現象の意味とスランプとの違いを解説。点数や記録に表れにくい変化、練習の見直し方、1万時間の法則の誤解、アプリ開発で学習を続ける具体例を紹介します。
- ブリルアンゾーン
- ぶりるあんぞーん · 科学・数学・技術
- 逆格子の空間を、波数の状態を整理しやすい領域に分けたものです。第一ブリルアンゾーンは、逆格子の原点にほかの格子点より近い点の集まりとして定義できます。
- ブルックスの法則
- ぶるっくすのほうそく · 科学・数学・技術
- ブルックスの法則を、引き継ぎ・コミュニケーション・並行できない作業から解説。人数と期間を単純に交換できない理由、増員が役立つ条件、アプリ開発での分担の工夫を紹介します。
- プレートテクトニクス
- ぷれーとてくとにくす · 科学・数学・技術
- プレートテクトニクスは、地球表層の硬い部分が複数のプレートに分かれて動き、その境界などで地質の変化が起こることを説明する枠組みです。プレートは地殻だけでなく、上部マントルの硬い部分も含みます。
- フレーミング効果
- ふれーみんぐこうか · 心理・行動
- 内容が同等でも、利益や損失など、どの側面を前に出して説明するかで判断が変わる現象です。数字の意味をそろえたうえで、言い方だけが変わっているかを確認するのが出発点です。
- ブロッケン現象
- ぶろっけんげんしょう · 科学・数学・技術
- 山の霧に、自分に似た大きな影が浮かぶ。頭の周りには色の輪が見えることもあります。ブロッケン現象は、太陽・観察者・霧の位置関係から理解できる光の現象です。巨大な影と色の輪を分けて考えてみましょう。
- プロバビリティの犯罪
- ぷろばびりてぃのはんざい · 哲学・論理
- プロバビリティの犯罪を、偶然に結果を委ねるミステリの発想として解説。確率と必然の違い、結果から意図を推理する難しさ、物語を読むときの注目点を紹介します。
- 分岐
- ぶんき · 科学・数学・技術
- 力学系でいう分岐は、パラメータを変えたとき、平衡点や周期運動などの数・安定性・構造が質的に変わることです。数値が少し増えるだけではなく、続いていた動きの種類が切り替わるところに注目します。
- 分配関数
- ぶんぱいかんすう · 科学・数学・技術
- 統計力学で、可能な状態の重みを足し合わせた量です。正準集団ではZ=Σexp(−E/kBT)が基本形となり、確率の規格化や自由エネルギーなどの計算をまとめます。
- ヘリングの法則
- へりんぐのほうそく · 科学・数学・技術
- ヘリングの法則は、両目の協働筋へ等しく同時に神経の指令が送られるという原則。右を見る具体例、シェリントンの法則との違い、近くを見る動きまで解説します。
- 変位電流
- へんいでんりゅう · 科学・数学・技術
- 変位電流は、時間とともに変わる電束などを、磁場を生む式の中で電流に対応する項として扱うものです。真空のコンデンサーの隙間を、電子が導線と同じように流れるという意味ではありません。
- 変形レトラクト
- へんけいれとらくと · 科学・数学・技術
- 空間全体を連続的に動かし、ある部分空間へ縮める一方、その部分の点は動かさないという関係です。空間のホモトピー的な性質を、より簡単な部分で調べるのに役立ちます。
- ヘンペルのカラス
- へんぺるのからす · 哲学・論理
- 「すべてのカラスは黒い」と、それと論理的に同値な「黒くないものはカラスではない」を比べる問いです。白い靴を見つけることまで、カラスについての仮説を支持すると言えるのかが問題になります。
- ポアンカレ断面
- ぽあんかれだんめん · 科学・数学・技術
- ポアンカレ断面は、動く状態が決めた面を横切るたびに点を記録し、運動の規則性を調べる方法です。絡まった軌道を全部描く代わりに、同じ場所を通る瞬間だけを並べます。
- ポアンカレ予想
- ぽあんかれよそう · 科学・数学・技術
- 閉じた単連結な三次元多様体は、三次元球面S³と同相であるという主張で、現在は証明された定理です。三次元空間の形を、その中の輪を縮められるかという性質から特徴付けます。
- ホイヘンスの原理
- ほいへんすのげんり · 科学・数学・技術
- 波面上の各点から小さな波が広がると考え、その包絡面から次の波面を構成する方法です。波の進行を線一本で追う光線の図から、広がる波面の見方へ切り替えられます。
- ポインティングベクトル
- ぽいんてぃんぐべくとる · 科学・数学・技術
- ポインティングベクトルは、電磁場が運ぶエネルギーの流れを表すベクトルです。向きは流れる方向、大きさは単位面積を単位時間に通るエネルギーの尺度になります。
- 傍観者効果
- ぼうかんしゃこうか · 心理・行動
- 助けを求める場面などで、ほかにも人がいることによって、個人が行動に移る確率や速さが変わる現象です。責任の分散や、周囲の反応から状況を判断する過程などが関わると考えられています。
- ホール効果
- ほーるこうか · 科学・数学・技術
- ホール効果は、電流が流れる導体や半導体へ磁場を加えると、横方向に電位差が生じる現象です。磁場そのものは目に見えなくても、動く電荷が片側へ寄ることを利用して、電圧として読み取れます。
- ポール・ワイスの思考実験
- ぽーるわいすのしこうじっけん · 哲学・論理
- ひよこを構成する物質が残っても、生命の働きが失われるのはなぜ?ポール・ワイスの思考実験を、時計や文章の例から、材料と構造の違いとして考えます。
- ボッサードの法則
- ぼっさーどのほうそく · 経済・社会・仕事
- ボッサードが調べた5,000件の婚姻許可申請から、住む距離と出会いの関係を解説。単純接触効果との違い、遠距離での連絡や会う負担の考え方を紹介します。
- ポッターの法則
- ぽったーのほうそく · 経済・社会・仕事
- ポッターの法則として語られる皮肉から、炎上や批判の読み方を考える記事。発言数と人数の違い、具体的な被害や対応を確かめる視点、開発への意見の受け止め方を紹介します。
- ホップ写像
- ほっぷしゃぞう · 科学・数学・技術
- 三次元球面S³から通常の二次元球面S²への写像で、行き先の一点に対応する元の点の集まりが円になるものです。空間を円の集まりとして捉える、不思議なつながりを示します。
- ポモドーロテクニック
- ぽもどーろてくにっく · 経済・社会・仕事
- ポモドーロ・テクニックの基本と始め方を紹介。25分の作業と短い休憩、割り込みのメモ、作業時間の見積もり、勉強やアプリ開発で使うときの工夫を解説します。
- ホモトピー
- ほもとぴー · 科学・数学・技術
- ホモトピーは、一つの写像を別の写像へ連続的に変えていくことを表します。輪を縮めるイメージが入口になりますが、空間同士が同じかを判定する「同相」とは違い、何をどう動かす写像なのかが中心です。
- 保有効果
- ほゆうこうか · 心理・行動
- 同じ物でも、自分が持っているときと、まだ持っていないときで評価が変わることがあります。売る側が手放すために求める額と、買う側が支払いたい額の開きを調べる研究がよく知られています。
- ボルスク=ウラムの定理
- ぼるすくうらむのていり · 科学・数学・技術
- n次元球面からn次元ユークリッド空間への連続写像には、互いに反対側の二点を同じ値へ写す組がある、という定理です。連続性と、空間の次元の組合せが重要になります。
- ボルツマン分布
- ぼるつまんぶんぷ · 科学・数学・技術
- 温度Tの熱浴と平衡にある系で、エネルギーEの状態の重みがexp(−E/kBT)に比例するという分布です。高エネルギーの状態ほど重みが小さくなる基本形を与えます。
- ボルン則
- ぼるんそく · 科学・数学・技術
- ボルン則は、量子状態から測定結果の確率を求める規則です。位置を表す波動関数なら、絶対値を二乗した量が確率密度になります。波の高さをそのまま確率として読むわけではありません。
- ポンゾ錯視
- ぽんぞさくし · 心理・行動
- ポンゾ錯視は、収束する線などの背景の中に置いた同じ長さの線分が、異なる長さに見える現象です。物理的に測った長さと、周囲の文脈を含めて知覚した長さを比べる入口になります。
ま行の用語
- マーチンゲール法
- まーちんげーるほう · 科学・数学・技術
- 100円から倍賭けするマーチンゲール法を表で解説。13連敗の損失81万9,100円、資金と賭け金上限、勝率50%のモデルで期待値が0になる計算を紹介します。
- マイスナー効果
- まいすなーこうか · 科学・数学・技術
- マイスナー効果は、物質が超伝導状態になると、条件に応じて内部から磁束が排除される現象です。電気抵抗がなくなることとは別に、磁場に対する特有の振る舞いがあります。「超伝導体の上で磁石が浮く」という光景を読む手掛かりです。
- マガーク効果
- まがーくこうか · 心理・行動
- マガーク効果は、聞こえる音声と見える口の動きが食い違うと、音声だけのときとは違う発音として知覚されることがある現象です。耳と目を別々の入力装置としてだけ考えると、意外に感じる効果です。
- マキャベリズム
- まきゃべりずむ · 哲学・論理
- マキャベリズムの意味とマキャヴェリの君主論を解説。目的と手段の関係、狐と獅子のたとえ、現実的な判断と何でも許す考え方の違いを、日常やアプリ開発の例で考えます。
- マクシミン戦略
- まくしみんせんりゃく · 哲学・論理
- マクシミン戦略を利益の表で解説。最小の利益を最大にする手順、マクシマックスと期待値の違い、ミニマックスとの関係、アプリ企画で前提を見直す方法を紹介します。
- マクスウェルの悪魔
- まくすうぇるのあくま · 科学・数学・技術
- マクスウェルの悪魔は、分子の速さを見分ける小さな門番を想像し、熱力学第二法則に挑む思考実験です。温度差を作る働きを、気体だけでなく、測定・記録・記憶の消去まで含めて考えます。
- マズローの欲求階層説
- まずろーのよっきゅうかいそうせつ · 心理・行動
- マズローの欲求階層説を、生理・安全・所属と愛・承認・自己実現の5つから解説。100%満たして次へ進む説ではないこと、人の価値を序列化しない使い方を紹介します。
- ミュラー・リヤー錯視
- みゅらーりやーさくし · 心理・行動
- 同じ長さの線分でも、両端に付いた矢羽の向きなどにより、長さが違って見える錯視です。線そのものの物理的な長さと、周囲を含めて見たときの長さの判断を分けられます。
- ミュンヒハウゼン症候群
- みゅんひはうぜんしょうこうぐん · 心理・行動
- ミュンヒハウゼン症候群の意味を解説。病気を装う行為と、寂しさやSNSでの相談を区別し、原因が分からない症状を思い込みで疑わないための考え方を紹介します。
- 向き付け可能性
- むきづけかのうせい · 科学・数学・技術
- 局所で選んだ向きを、空間全体へ矛盾なくそろえて広げられる性質です。曲面では小さな時計回りの向きや、三次元内の面なら法線の向きを連続に選べるかというイメージが役立ちます。
- 結び目
- むすびめ · 科学・数学・技術
- 数学では、輪になった紐を三次元空間へ自己交差なしに置いた形を考え、切ったり他の部分を通り抜けたりせず変形できるかで分類します。端のない閉じた輪であることが基本です。
- 明示的対称性の破れ
- めいじてきたいしょうせいのやぶれ · 科学・数学・技術
- 方程式やエネルギーを決める項に、最初から特定の向きや状態を区別するものが加わることです。法則は対称なのに状態が一つを選ぶ自発的な破れとは区別します。
- メイヤーの法則
- めいやーのほうそく · 経済・社会・仕事
- 「複雑にするのは簡単、単純にするのは難しい」というメイヤーの法則から、説明と画面設計を考えます。結論から伝える例、削る情報と残す情報、初めて使う人の確認方法を紹介します。
- メタアナリシス
- めたあなりしす · 科学・数学・技術
- メタ分析は、複数の研究の結果を統計的にまとめる方法です。多数決との違い、重み付けの考え方、システマティックレビューとの関係、研究記事で確認したい点を具体例で紹介します。
- メビウスの帯
- めびうすのおび · 科学・数学・技術
- メビウスの帯は、細長い帯の端を半回転ひねってから貼り合わせた曲面です。面に沿って一周すると、出発点の裏側だと思っていた場所へつながり、曲面全体で表と裏を一貫して分けられません。
- モンティホール問題
- もんてぃほーるもんだい · 科学・数学・技術
- 3つの箱から選び、司会者がハズレを一つ開けたら変更する?モンティホール問題を条件、3通りの表、100個の箱の例で説明します。偶然ハズレを開けた場合との違いも紹介。
や行の用語
ら行の用語
- ラッセルのパラドックス
- らっせるのぱらどっくす · 科学・数学・技術
- 自分自身を要素に含まない集合だけを集めた集合Rを考えると、Rが自分を含むかという問いのどちらの答えも矛盾する、という問題です。条件から無制限に集合を作る発想を揺さぶりました。
- ラベリング理論
- らべりんぐりろん · 経済・社会・仕事
- ラベリング理論を、逸脱と社会の反応という視点から解説。自己成就的予言との違い、血液型による決めつけ、人物評価を具体的な行動へ言い換える例を紹介します。
- ランダウアーの原理
- らんだうあーのげんり · 科学・数学・技術
- ランダウアーの原理は、情報の消去という論理的に元へ戻せない操作に、物理的な代償が伴うことを示します。標準的な条件では、未知の1ビットを初期化するときの平均的な放熱の下限はkBT ln 2です。
- ランチェスターの法則
- らんちぇすたーのほうそく · 経済・社会・仕事
- ランチェスターの第一法則と第二法則を、人数と働き方の違いから解説。二乗が出てくる理由、戦闘モデルの前提、ビジネスや個人開発で集中を考えるときの使い方を紹介します。
- 利用可能性ヒューリスティック
- りようかのうせいひゅーりすてぃっく · 心理・行動
- 印象に残ったニュースや直近の失敗から、頻度を見積もっていませんか。利用可能性ヒューリスティックを、自作の数値例と確証バイアスとの比較で解説します。
- 量子重ね合わせ
- りょうしかさねあわせ · 科学・数学・技術
- 量子状態を複数の基底状態の振幅の和として表すことです。どの測定に対応する基底を使うかが重要で、単に結果を知らず複数候補を挙げている古典的な混合とは区別します。
- 量子消しゴム
- りょうしけしごむ · 科学・数学・技術
- 量子消しゴムは、どの経路を通ったかを区別できる情報と、干渉の見え方の関係を調べる実験です。条件に応じてデータを分けると干渉が現れる場合がありますが、過去の出来事を書き換えたり、未来から通信したりする仕組みではありません。
- 量子ゼノン効果
- りょうしぜのんこうか · 科学・数学・技術
- 量子ゼノン効果は、量子状態を短い間隔で繰り返し測定するなどの条件で、ある状態から別の状態へ移る変化が抑えられる現象です。人が見つめる意識で時間を止める、という話ではありません。
- 量子もつれ
- りょうしもつれ · 科学・数学・技術
- 複合系の状態を、各部分の独立な状態の組合せとして分離できない性質です。離れた系の測定結果に現れる相関を、複合系全体の量子状態から考えることが必要になります。
- リンゲルマン効果
- りんげるまんこうか · 心理・行動
- リンゲルマン効果の意味を、綱引きと共同作業の例で解説。調整の難しさと社会的手抜き、傍観者効果との違い、担当・成果物・引き継ぎを明確にする工夫を紹介します。
- ルシャトリエの原理
- るしゃとりえのげんり · 科学・数学・技術
- ルシャトリエの原理は、平衡にある系の条件を変えたとき、どちら向きに変化するかを考える手がかりです。「変化を打ち消す」という説明は便利ですが、元の状態へ完全に戻るという意味ではありません。
- レッドクイーンの法則
- れっどくいーんのほうそく · 科学・数学・技術
- 赤の女王仮説を、宿主と寄生者の共進化から解説。進化が相手との関係で進む理由、有性生殖とのつながり、仕事への比喩として使う際の注意点を紹介します。
- レミニセンスバンプ
- れみにせんすばんぷ · 心理・行動
- 人生を振り返ったとき、青年期から成人初期の出来事が、ほかの古い時期より多く思い出される傾向です。主に中年以降の人の自伝的記憶を調べる文脈で知られています。
- 連結成分
- れんけつせいぶん · 科学・数学・技術
- 連結成分は、無向グラフで線をたどって互いに行き来できる、これ以上広げられない点のまとまりです。近くに描かれた点の集まりでも、直接つながる点だけの集まりでもありません。
- レンツの法則
- れんつのほうそく · 科学・数学・技術
- レンツの法則は、電磁誘導によって生じる電流の向きを判断する法則です。誘導電流が作る磁場は、きっかけとなった磁束の変化を妨げる向きになります。「いつでも磁石を反発する」と覚えると、磁石を遠ざける場面で困ってしまいます。
- ローボールテクニック
- ろーぼーるてくにっく · 心理・行動
- 先に了承を得てから、料金や時間などの負担を知らせるローボール・テクニック。朝7時の実験、似た説得法との違い、条件が変わったときの返し方を紹介します。
- ロールシャッハテスト
- ろーるしゃっはてすと · 心理・行動
- ロールシャッハテストを、知覚や課題への反応を調べる心理検査として解説。模様から何を聞くのか、心理クイズとの違い、評価方法を考えるポイントを紹介します。
- ローレンツ方程式
- ろーれんつほうていしき · 科学・数学・技術
- 三つの変数が非線形に結び付いた連立微分方程式で、流体の対流を単純化した模型に由来します。特定のパラメータでは、蝶のような軌道と初期値への鋭敏性が現れます。
- ローレンツ力
- ろーれんつりょく · 科学・数学・技術
- ローレンツ力は、電場や磁場の中にある電荷に働く力です。特に磁場による力は、進行方向を横から曲げるように働きます。「磁石が引き寄せる力」という印象だけでは見えない、向きのルールを考えてみましょう。
- ロコのバジリスク
- ろこのばじりすく · 哲学・論理
- ロコのバジリスクを、未来のAIとシミュレーションを使う思考実験として紹介。タイムマシンの話との違い、脅しが合理的とされる前提、シンギュラリティとの関係を考えます。
- ロジスティック写像
- ろじすてぃっくしゃぞう · 科学・数学・技術
- ロジスティック写像は、前の値から次の値を求める短い式なのに、条件を変えるだけで収束・周期運動・カオスが現れる数学の模型です。「規則がある」と「先を予測しやすい」が同じではないことを見せてくれます。
わ行の用語
- 割れ窓理論
- われまどりろん · 経済・社会・仕事
- 割れ窓理論の考え方を、小さな損傷の放置から解説。犯罪対策と整理整頓の比喩を分け、厳罰化だけでは説明できない研究結果と、具体的な問題を直す方法を紹介します。
一致する用語がありません。短い語や別の読み方を試すか、分野の絞り込みを解除してください。
言葉を自分の例で確かめる
意味を読んだら、自分の生活に当てはまる例と、当てはまらない例を一つずつ考えてみてください。名前だけで人を決めつけず、その場の条件も確かめます。
