ゴルディロックスの原理:人は真ん中を選びがち?(知的な小話161)

ここでは、日常会話で使える知的な小話と、実際の使用例を紹介します。

ゴルディロックスの原理とは

ゴルディロックスの原理とは、人は複数の選択肢が存在する場合、平均的なものを選びやすいという心理的な性質です。

ゴルディロックスの原理は、松竹梅効果とも呼ばれ、人は松(良い)・竹(中間)・梅(悪い)の3つがあった場合、「松=2:竹=5:梅=3」の割合で選択するとされています。

例えば、寿司屋に行った時に、松:3,000円、竹:2,000円、梅:1,000円の3つのこーづがあった場合、中間の「竹」を選ぶ人が多くなります。

そして不思議なことに、値段が変わって松:2,000円、竹:1,500円、梅:1,000円とした場合も、2,000円の「松」ではなく、1,500円の「竹」が最も多く選ばれます。

つまり、商売をする際は、最も売りたい商品を中間に置くことで売上の向上を図ることができます。

その際に、選択肢は多すぎず少なすぎない、3つ程度が最も効果を発揮します。

ちなみに、選択肢が多すぎると逆に選べなくなってしまう現象をジャムの法則と呼びます。

ゴルディロックスの原理という名前は、イギリスの童話である『ゴルディロックスと3匹のくま』の中で、少女が3種類のおかゆを味見したところ、熱すぎもせず、冷たすぎもしない、丁度良い温度のおかゆを選んだという物語が由来となっています。

ゴルディロックス経済とは

経済学の用語としても、ゴルディロックス経済という言葉が存在します。

ゴルディロックス経済とは、景気が過熱しすぎることもなく、冷え切ってしまうこともない、適度な相場の状況を指します。

こうした状況は、景気の緩やな回復への期待から、相場を押し上げることに繋がります。

ゴルディロックス経済も『3匹のくま』の物語に由来して、丁度良い経済状況を指します。

天文学におけるゴルディロックス領域とは

ゴルディロックスという言葉は、天文学でも使われます。

ゴルディロックス領域は、生命居住可能領域とも呼ばれ、宇宙の中で生命が存在することが可能である環境の範囲を指します。

生命の誕生・維持に必要な大気圧や液体の水が存在する場所がゴルディロックス領域となります。

ゴルディロックス領域も『3匹のくま』の物語に由来して、生命の誕生に丁度良い領域を指します。

日常会話での使用方法

「ゴルディロックスの原理によると次男が一番モテやすいのかな」

「そういう話じゃないだろ」



本サイトで紹介している用語一覧は以下です。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です