ミラーリングとは?仕草を合わせるより、話しやすさを考えよう

丸テーブルを挟み、二つの紙の人型がそれぞれのカップを同じ高さへ持ち上げる会話の模型

話の合う人といると、笑うタイミングや姿勢が似てくることがあります。コミュニケーションの話で登場するミラーリングは、相手の仕草などに自分の動きを合わせることです。ただ、鏡のように真似すれば誰とでも仲良くなれる、という単純な …

見えざる手とは?市場の価格と、Uber Eatsの仕組みから考える

商品と無地の札を置いた二つの紙の店を見比べる、買い手の駒の模型

誰か一人が街の食事を全部計画しなくても、店は料理を作り、人は選び、必要なものが売買されます。それぞれが自分の目的で行動しているのに、全体にも結果が生まれる。見えざる手は、こうした市場の働きを考えるときに登場する言葉です。 …

リスキーシフトとは?話し合うと判断が大胆になる、集団の変化

別々の机で考える3人と、話し合いの場で警告側へ針が動いた判断メーターを対比した概念イラスト

一人では「少し危ないかも」と思っていた案が、皆で話すうちに「やってみよう」に変わる。リスキーシフトは、集団の議論の前後で、リスクへの判断がどう動くかを考える言葉です。人が集まれば必ず無謀になる、という意味ではありません。 …

コンコルド効果とは?「ここまでやったから」で続ける、サンクコストの罠

ここまで時間をかけたのだから、やめるのはもったいない。そう感じると、これから得られるものより、すでに使ったものが判断の中心になることがあります。コンコルド効果は、過去の投資から離れにくい気持ちを考える言葉です。 コンコル …

モラルハザードとは?「誰が負担するか」で行動が変わる仕組み

道具と点検カードを置く駒と、費用用トレーを置く駒の間に、小さな衝立と契約カードがある模型

「もし壊れても、修理代は全部こちらで払います」。この一言で安心して道具を借りられる人がいる一方、扱い方への注意が少し薄れる人もいるかもしれません。誰が費用を負担するかによって、行動の選び方が変わる。そんな問題を考える言葉 …

ケインズの美人投票とは?大学で体験した「平均の0.7倍」数当てゲーム

小さな机を囲む三つの紙の駒と、それぞれの前に伏せた回答カード

0から100まで、好きな数字を一つ選んでください。全員の回答の平均を0.7倍し、その数字に最も近い人が勝ちです。大学のゲーム理論の授業でこの問題が出されたとき、教室は一気に盛り上がりました。計算は簡単なのに、勝つために必 …

ゲインロス効果とは?評価の変化が相手への好意に与える影響

同じ二人の紙模型で、相手からの評価が否定から肯定へ変わり、評価した相手へ向く好意も変化する様子を示す概念図

「前はそう思っていなかったけれど、今回の工夫はよかった」。ずっと褒められる場合とは違ううれしさを感じることがあります。自分に向けられた評価が、悪い方向からよい方向へ変わる。その変化と、評価した相手への好意を考えるのがゲイ …

ゲシュタルト崩壊とは?漢字を見続けると「こんな字だった?」と感じる理由

鳥の形に組み合わせた図形と、個々に離して並べた図形のイラスト

同じ漢字を何度も書いているうちに、「こんな形だったっけ?」と手が止まる。知っているはずの字なのに、急に線の寄せ集めに見える。こうした、見慣れた形をまとまりとして捉えにくくなる体験は、ゲシュタルト崩壊と呼ばれます。 まとま …

ジェームズ・ランゲ説とは?「泣くから悲しい」で考える身体と感情

開いた古い本から現れる人物像と、胸のハート、涙のしずくを含む雲のイラスト

怖い場面で心臓がどきどきする。悲しいときに涙が出る。普通は「感情が先で、身体の反応があと」と考えます。ジェームズ・ランゲ説は、その順序をひっくり返し、身体の変化を感じることが感情の経験になる、と考えた説です。 「泣くから …