ゲシュタルト崩壊:こんな漢字だったっけ?(知的な小話73)

ここでは、日常会話で使える知的な小話と、実際の使用例を紹介します。

ゲシュタルト崩壊とは

ゲシュタルト崩壊とは、全体性を持ったまとまりのある構造から全体性が失われてしまい、個々の構成部分がバラバラに認識され直してしまうという知覚における現象です。

文字や人の顔、図形などに生じやすいです。

同じ漢字を長時間見ていると、その漢字に違和感を覚えるようになっていくという経験がある人は多いでしょう。

ちなみにフジテレビの番組である「トリビアの泉」で紹介された、最もゲシュタルト崩壊しやすい感じは「借」でした。

「借」という字をじっと見つめてみてください。

ゲシュタルト崩壊が感じられるはずです。


ゲシュタルト崩壊は病気や障害ではなく、普通の健康な人にも起こります。

顔のゲシュタルト崩壊

ゲシュタルト崩壊は、文字だけでなく、人の顔でも発生します。

例えば、何度も見たことある人の顔でも、じっと見続けると「こんな顔だったっけな?」と気持ち悪く思えてしまうことがあります。

また、顔のゲシュタルト崩壊は自分の顔についても発生します。

以下は真偽は不明ですが、有名な都市伝説です。

家に姿見のような大きめの鏡がある方は一度試して貰いたい
鏡に映った自分を見ながら『お前は誰だ』と言ってみてください
いえ、お化けとか幽霊だとかそういう類のモノでは無いんです
鏡に映った自分の眼を見ながら『お前は誰だ』と言ってみてください
 
何か不安感というか、奇妙な感覚に囚われるかと思います
 
 
大戦中 ナチスがユダヤ人に行なった実験に
人格をコントロールするという名目で
一日数回 被験者を鏡の前に立たせて、鏡の向こうの自分に話し掛けさせ
(例えば『お前は誰だ』とか言わせ)精神の変化を観察記録していったそうな。
実験開始後
10日間経過したころには異変がみられ始めた。
判断力が鈍り
物事が正確に把握できなくなり、
そして3ヶ月経った頃にはすっかり自我崩壊し
「自分が誰だか分からなく」なって 狂ってしまった。

これは、何度も自分の顔を直視し続けることで、ゲシュタルト崩壊によって自分が何者かわからなくなってしまったという話です。

日常会話での使用方法

「『借金』という文字を見てたら頭が痛くなってきたよ」

「それはどっちの意味で?」

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