青い鳥症候群:理想が高すぎる人は幸せになれない?(知的な小話188)

ここでは、日常会話で使える知的な小話と、実際の使用例を紹介します。

青い鳥症候群とは

青い鳥症候群とは、「もっと楽しいことがあるはずだ」「もっと良い人と出会えるはずだ」といって根拠のない願望をし、現実から逃避しているような状態を指します。

ベルギーの詩人であるモーリス・メーテルリンク作の童話である『青い鳥』が由来となっています。

主人公のチルチルとミチルは幸せの青い鳥を探しに、様々な場所を冒険します。

「思い出の国」や「夜の御殿」、「贅沢の御殿」といった色々な場所に行きますが、なかなか青い鳥を持ち帰ることはできません。

しかし、諦めて家に帰ると、なんと部屋の中の鳥かごに青い鳥がいたのです。

そこでチルチルとミチルは、本当の幸せは意外と身近なところにあるのだということに気付きます。

こうした話から、幸せというものは自分の手の届くところにあるはずなのにも関わらず、現実を直視せずに理想ばかり追い求める人を、青い鳥症候群と呼ぶようになったのです。

正しく自分の能力を評価できないダニングクルーガー効果も、青い鳥症候群が発生する要因の一つかもしれません。

青い鳥症候群の症状

青い鳥症候群にかかると、自分の現状に満足することができなくなります。

そのため、十分良い会社に勤めているのにも関わらず転職を繰り返したり、彼氏/彼女がいるのにも関わらず出会いを求めたりするようなことがおきます。

しかし、そんなことを続けていても状況が好転することは稀です。

転職をしても給料が下がることの方が多いですし、彼氏/彼女がいる中で新しい相手も見つけようとしても、今の相手にさえ見捨てられてしまうかもしれません。

それよりも、自分を偽ってでも現状に満足していた方が幸せです。

高い理想を目指して努力することは重要ですが、非現実的な空想をし続けることは無意味です。

自分の身丈に合った状態に満足できるような生き方が幸せに近いでしょう。

日常会話での使用方法

「俺は本気出したら凄いんだぞ!」

「ただの青い鳥症候群じゃん」

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