サバンナ理論:孤独な人はIQが高い?(知的な小話123)

ここでは、日常会話で使える知的な小話と、実際の使用例を紹介します。

サバンナ理論

サバンナ理論とは、知能指数が高い人は友人が少なく、孤独を好む傾向にあるという心理学的な法則です。

また同時に、知能指数が高い人は田舎よりも都会に住むことを好む傾向があるということも明らかになっています。

この理論はイギリスの心理学研究チームが発表したもので、18歳~28歳の15,000人を対象とした調査によって結論付けられています。

サバンナ理論に則ると、賢い人とは都会で孤独に生きる一匹オオカミのような人だということになります。

もちろん、統計上こうした傾向が見られるという事実があるだけで、友達が少ない都会人は必ず頭が良く、友達が多い田舎者は必ず頭が悪いという訳ではありません。

都会に住んで友達を切り捨てればIQが高くなるという訳ではないので注意が必要です。

都会での暮らしが好まれる理由は?

知能指数が高い人は都会での生活を好みます。

都会で暮らしのは便利ですが、家賃や物価が高くお金もかかる上、日々の情報量も多く、ストレスが溜まりやすいです。

しかし、知能指数が高い人は、そうしたストレスの多い環境でも上手く生きていけるため、都会での暮らしを快適に感じます。

一方、知能指数の低い人は、都会のようなストレスの多い環境に順応できません。

そのため、頭を使わずとも楽に暮らしていける田舎での生活を好む傾向にあります。

孤独が好まれる理由は?

知能指数が高い人が孤独を好む理由としては、そうした人たちは友人と時間を使わなくとも、自力で生きていく力を持っているためだと考えられます。

知能指数の高い人は、そうでない人と時間を過ごしても自分の思い通りに事を進められなかったり、逆に足を引っ張られてしまったりする可能性が増えます。

そうやって周りの人のレベルに合わせて生きるのではなく、自分の考えを突き進めることができる孤独な生き方を好むのでしょう。


サバンナ理論は、頭が良い人と悪い人の生活における嗜好の違いを示しています。

その他の頭が良い人と悪い人の考え方の違いを示す心理現象として、ダニングクルーガー効果があります。

ダニングクルーガー効果は、自己評価に関する学説で、能力の低い人は自分のことを不当に高く評価してしまう傾向にあることを示しています。

日常会話での使用方法

「孤独な人はIQが高いらしいよ」

「お前はただ友達が少ないだけじゃん」



本サイトで紹介している用語一覧は以下です。



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