ここでは、日常会話で使える知的な小話と、実際の使用例を紹介します。
マーフィーの法則とは
マーフィーの法則は、失敗すると予想したり、悪いことを考えたりすると、必ずその通りになってしまうという不幸な法則です。
楽しみにしていたデートの日に限って雨が降ったり、急いでいる日に限って電車が遅れてきたりするように感じるのもこの法則によるものです。
学生時代、運動会や文化祭の日に雨が降っていた印象が強い方も、多いのではないでしょうか。
もちろん、実際は大事な予定がある日に、雨が降る確率や電車が遅延する確率が変化するはずはありません。
ですが、人間はなぜか大事な日に限って、そうした不幸が起きやすいと感じてしまう傾向にあります。
その原因は、人間の記憶の残し方にあります。
そもそも、なんでも無い日に雨が降ったり、電車が遅れたりしても、特に記憶に残りません。
一方、大事な予定がある日に雨が降ったり、電車が遅れたりすると、悪い思い出として強く印象に残ります。
大事な日の中にも、晴れたり電車が平常通り運転したりしている日もあるのですが、そちらは忘れられてしまい、逆に不幸が起きた日だけが強く印象に残るため、不幸が多いように感じてしまうのです。
マーフィーの法則例
マーフィーの法則は、日常の様々なシチュエーションに当てはまります。
別の例としては、以下のようなものが挙げられます。
・洗車をした日の翌日に限って雨が降る
・TSUTAYAで映画を借りたら、もれなく地上波でその映画が放送される
・ダサい格好の時に限って友人と遭遇する
・電車で座っている時、疲れていればいるほど、老人が前に立つ確率が上がる
・ぎりぎりで間に合わせた課題ほど、提出期限が延長される
・大事な時に限ってスマホの充電が切れる
・防護シートを買った後に限ってスマホを落とさなくなる
・落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する
日常会話での使用方法
「くそ!またハイドロポンプ外した!相手のは外れないのになんで俺だけ!?」
「それはマーフィの法則だよ」
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