ダブルスタンダード:議論に使えるテクニック?(知的な小話194)

ここでは、日常会話で使える知的な小話と、実際の使用例を紹介します。

ダブルスタンダードとは

ダブルスタンダードとは、類似した状況に対して、2つの異なる基準による判断が適用されることを指します。

例えば、女性社員が遅刻しても怒らなかった上司が、男性社員が同じ時間だけ遅刻した場合に説教を始めた場合、ダブルスタンダードだと言えます。

遅刻という同じ状況にも関わらず、性別の差によって上司の怒る/怒らないの判断が変わってしまっています。

この場合、「どちらに対しても怒る」又は「どちらに対しても怒らない」というのがダブルスタンダードではない、正しい判断だと言えるでしょう。

英語(double standard)を直訳して二重規範とも呼ばれます。

ダブルスタンダードは論理的に矛盾が生じている状態だと言えます。

他人に対してはもちろん、自身が気付かないうちにダブルスタンダードの考えに陥っていないか注意する必要があります。

ダブルスタンダードの例

日常には様々なダブルスタンダードによる矛盾が溢れています。

行き過ぎたフェミニスト

女性の権利を主張するフェミニストがあまりに過激な主張をしている場合は、ダブルスタンダードに陥っている可能性が高いです。

女性が相撲の土俵に入ることができないことに激怒する人は、女性専用車両や女性専用のスポーツジムや岩盤浴を使ってはいけないことになります。

男湯や男子トイレの清掃員がおばさんでも誰も何も言いませんが、逆だったら大騒ぎになるでしょう。

レディースデーなどのキャンペーンで、女性だけを対象に割引を行っている飲食店や映画館もたくさんあります。

このように、女性であることが優遇されている場面も数多くあるにも関わらず、その利益だけを享受し続け、男性が有利な状況を一切認めないというのは、典型的なダブルスタンダードだと言えます。

男女の浮気観の違い

浮気をした人に対する世間の態度は性別によって異なります。

「浮気は男の甲斐性」という言葉もあるように、浮気をしたのが男性であれば仕方ないと思われ、むしろ褒め称えられる場合すらあります。

一方、女性が浮気をしたとわかると、鬼の首を取ったかのように叩かれます。

こうした浮気に対する態度の違いも、ダブルスタンダードの一種だと言えます。

ちなみに、浮気に対する男女の感覚の違いは、遺伝子の違いによって説明可能です。

日常会話での使用方法

「酒は嫌いだけど飲まずにやってられないんだよな。ダブルスタンダードかな?」

「アルコール中毒だね」



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