バンドワゴン効果:人気者はより人気になる?(知的な小話56)

ここでは、日常会話で使える知的な小話と、実際の使用例を紹介します。

バンドワゴン効果とは

バンドワゴン効果とは、ある物事が多数に受け入れられている、流行っているという情報が流れることで、その物事への支持がより強くなる、という心理学的な効果です。

バンドワゴンとは行列の先頭を歩く馬のことであり、時流に乗る、勝ち馬に乗る、という意味があります。

他者に追随することで、自分も周囲と同じであるという安心感を得られるのでしょう。

バンドワゴン効果は、例えば以下のような状況で発生しています。

・選挙での投票
選挙は通常、投票するそれぞれの有権者が、誰が当選すべきかを考えて、投票を行うものです。
しかし、マスメディアなどで、ある候補者が優勢だと報道されると、急激にその候補者に票が集まる現象が見られます。

・行列のできるラーメン屋
テレビなどで紹介され、長蛇の列ができているラーメン屋さんは良くあります。
こうしたお店に並びたくなるも、行列ができているというだけで美味しそうに感じてしまうバンドワゴン効果によるものです。

・売上ナンバーワンの広告
テレビCMや店頭の広告ポップなど、いたるところに売上がNo.1であることをアピールする広告が存在します。
本来、商品を宣伝するためには、商品の質の良さや、価格の安さをアピールすべきはずですが、売上の良さをアピールするのは、バンドワゴン効果を狙ってのことです。


スノッブ効果とは

バンドワゴン効果とは逆に、他者とは違うものを好みたくなるという現象も存在し、それはスノッブ効果と呼ばれます。

スノッブ効果は、希少性が重要となる際に、発生する現象です。

・ブランドの限定品
「限定品」と聞くと欲しくなってしまうのは、スノッブ効果によるものです。
ブランド品のような希少性が大事なものについては、他の人が手にしていないことが重要となります。

・マイナーなキャラを好む
例えば漫画『ワンピース』で好きなキャラを聞かれた時に、ワポルという人がいるとしたら、それはスノッブ効果によるものでしょう。
漫画やアニメのキャラに限らず、好きな有名人や音楽など、あえて他の人とは違った好みを持ちたくなるのも、スノッブ効果が働いているのかもしれません。

・ご当地キティちゃん
お土産として有名なご当地限定の商品も、スノッブ効果の力を借りて売上を伸ばしています。
ここでしか買えない、というプレミア感により、何となく欲しくなってしまう人が多くなるのです。


ヴェブレン効果とは

ヴェブレン効果とは、モノの価格が高くなればなるほど、それが欲しくなるという現象です。

高価なブランド品が売れるのは、この効果によるものです。

また、違いがわからない似たような商品でも、何となく高い方を買っておけば安心だと感じるのも、この効果によるものでしょう。

内容

「みんなスマホ持ってるから僕にも買ってよー」

「バンドワゴン効果に惑わされないの!」

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