ボッサードの法則:遠距離恋愛は難しい?(知的な小話65)

ここでは、日常会話で使える知的な小話と、実際の使用例を紹介します。

ボッサードの法則とは

ボッサードの法則とは、アメリカの心理学者ボッサードが発見した、男女間の物理的な距離が近いほど心理的な距離も縮まる、という法則です。

5000組の婚約中のカップルの調査によると、2人の距離が離れていればいるほど、結婚にたどり着く確率は低かったと言います。

近くに住んでいるカップルは、時間や費用など、会うための負担が少なく、関係を深めやすいことが背景としてあるのでしょう。

しかし、遠距離ではあっても、頻繁に連絡を取っているカップルは、そうでないカップルと比較して、別れづらい傾向にあったようです。

何らかの事情で遠距離恋愛になってしまった場合でも、この法則に打ち勝つには、頻繁に連絡をとって、互いの心理的距離まで遠くならないようにすることが必要です。

この法則は、遠距離恋愛の難しさを語る際によく取り上げられます。

単純接触効果とは

ボッサードの法則が起きる理由の1つとして、人間が持つ、単純接触効果という心理学上の性質があります。

単純接触効果とは、会う回数が多くなればなるほど、その相手に対して好感を持ちやすくなるという性質のことです。

最初は仲良くなれそうにないと思っていた相手でも、何度も会ううちに自然と親しみを覚えていたという経験がある方も多いのではないでしょうか。

単純接触効果は恋愛にだけ当てはまる訳ではありません。

最初は何とも思わなかった曲でも、何回も繰り返し聞いているうちにお気に入りになってしまったということも良くあります。

この効果を日常生活に簡単に応用できる方法があります。

それは挨拶をすることです。

学校や職場で、周りの人に挨拶をするだけでも、単純接触効果の恩恵を得ることができます。

デメリット無しで、容易に周囲の好感を得られるので、是非挨拶はした方が良いです。


話をボッサードの法則と遠距離恋愛に戻します。

当然のことながら、遠距離恋愛になると、会う回数は減り、恋愛中のパートナーに単純接触効果が働かなくなります。

そのため、物理的な距離が離れるとともに、徐々に心理的な距離も離れて行ってしまい、別れてしまうカップルが多くなってしまうのです。

こうした影響も、ボッサードの法則の背景にあるでしょう。

日常会話での使用方法

「彼氏が仕事でガザフスタンに駐在することになったの」

「それはボッサードの法則とか関係なく厳しいね」

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