カオス、ストレンジアトラクター、自己組織化。一見すると無秩序なのに、そこにはどんな規則があるのでしょう。30の用語を、予測・軌道・形・集団の四つの入口から紹介します。
各項目には意味・具体例・混同しやすい点を添えています。例は理解のための模型で、実験結果の報告とは区別しています。
予測とルール
1.カオス
かおす / chaos
決定論的な規則に従いながら、初期状態の小さな違いが大きくなり、長期の予測が難しくなる振る舞いです。
同じ規則でも、最初の値を完全には把握できないと、先の予測が急速にずれる場合があります。規則がないための無秩序と、規則に従う運動の予測の難しさを切り分けると、この言葉の面白さが見えてきます。
具体例:同じ式を使って二つの近い初期値から計算し、しばらくは似ていた値が別々に動く様子を比べます。
混同しやすい点:単に散らかっている、複雑である、乱数を使っているという意味ではありません。どの系でどの性質を確かめたかが重要です。
2.非線形
ひせんけい / nonlinearity
入力を足したとき、出力も同じように足せるという重ね合わせが成り立たない性質です。
入力を足したときに出力もそのまま足せる、という線形の性質が成り立たない系を考えます。小さな変化への応答だけなら線形で近似できても、広い範囲まで同じ近似が有効とは限りません。
具体例:出力が入力の二乗なら、1と2の出力を足すと5ですが、入力を足した3の出力は9になります。
混同しやすい点:非線形なら必ずカオスになるわけではありません。単純な落ち着き方をする非線形の系もあります。
3.初期値鋭敏性
しょきちえいびんせい / sensitive dependence butterfly effect バタフライ効果
最初の状態のわずかな違いが、時間とともに大きな違いへ育つ性質です。バタフライ効果を読む中心になります。
二つの出発点の差が小さいから、未来もずっと近いとは限りません。ただし、何秒先まで予測できるかは、出発点の精度と系の性質によります。小さな行動が必ず大事件を起こすという人生訓とは区別します。
具体例:振り子の模型で初角度を少し変え、同じ規則で進めた状態を比較します。規則を変更する実験とは分けます。
混同しやすい点:小さな原因は必ず巨大な結果を生む、という人生訓ではありません。増幅のしかたは系や条件に依存します。
4.決定論
けっていろん / determinism
状態と規則を適切に与えれば、その後の状態が一意に定まるという考え方です。
規則と初期状態が与えられると将来の状態が決まる、という性質に注目します。しかし人間が初期状態を無限の精度で知り、必要な計算を実行できるとは限りません。「決まる」と「予測できる」は別の問いです。
具体例:理想化した更新式に同じ初期値を入れ、同じ値の列を得る場合を考えます。
混同しやすい点:未来が規則で決まることと、有限の精度・時間で人が予測できることは別です。測定や計算の限界を消してはくれません。
5.確率過程
かくりつかてい / stochastic process
時刻などに沿って変化する量を、確率変数の集まりとして扱う模型です。
サイコロを繰り返し振って得る数の列など、時間や順序とともに変わる確率変数を考えます。同じ規則で実行しても実現した列は異なり得ますが、平均や分布などを通して特徴を調べられます。
具体例:各時刻にコインで右か左へ進むランダムウォークを考えると、個々の道筋より分布を予測します。
混同しやすい点:不規則な観測データだけから、決定論的カオスか確率的な仕組みかを即断できません。模型の適合や観測条件も調べます。
状態と軌道
6.位相空間
いそうくうかん / phase space 状態空間
系の状態を、位置や速度など必要な変数の組として表す空間です。一点が一つの状態を表します。
振り子なら、角度だけでなく角速度も指定しないと、次の動きを判断できません。そこで角度と角速度を軸に取り、一組の状態を一点として描きます。空間内の物体の軌跡とは違う図になるのが特徴です。
具体例:振り子の角度を横軸、角速度を縦軸にすれば、同じ角度でも動く速さが違う状態を区別できます。
混同しやすい点:実物が動く三次元の空間そのものではありません。何を座標に選んだかを読まず、絵の形だけで解釈しないようにします。
7.不動点
ふどうてん / fixed point 平衡点
更新しても状態が変わらない点です。連続時間の系では、変化率が0となる平衡点を考えます。
更新の規則を適用しても値が変わらない点を探すと、運動の基準が得られます。ただしその点が存在することと、近くから出発した状態がそこへ集まることは別です。後者には安定性の検討が必要です。
具体例:更新式x→x²なら0と1は更新後も同じです。ただし、近くから始めた値がそこへ近づくかは別の問いです。
混同しやすい点:不動点が存在することと、安定で実際に観測されやすいことを混同しません。少しずらしたときの動きを確認します。
8.安定性
あんていせい / stability
状態を少しずらしたとき、その近くにとどまるか、離れるかを調べる性質です。元へ戻ることまで要求する定義もあります。
少しずらしても近くにとどまることと、時間がたつと元へ近付くことは区別されます。後者は漸近安定性に関わる性質です。谷の底と山の頂上に置いた玉を比べると、同じ静止状態でも違いを想像できます。
具体例:谷底の玉と、山頂の玉を比較すると、小さなずれへの反応が違います。
混同しやすい点:安定という言葉の定義は文脈で異なります。戻る速さ、揺れの大きさ、外乱への強さを一つの評価へまとめないようにします。
9.アトラクター
あとらくたー / attractor
ある範囲の初期状態から出発した運動が、長い時間の後に近づく集合です。
近くの出発点が長時間後に近付く集合には、一点、周期的な輪、さらに複雑な集合などがあります。単に一度通り過ぎた場所を呼ぶ語ではなく、どの範囲の出発点が近付くかという領域も重要です。
具体例:摩擦のある振り子の静止点や、一定の周期で回り続ける状態を考えます。集合は一点とは限りません。
混同しやすい点:物体を吸い寄せる力そのものの名前ではありません。また、すべての初期状態が同じアトラクターへ向かうとは限りません。
10.ストレンジアトラクター
すとれんじあとらくたー / strange attractor
フラクタルのような複雑な幾何を持つアトラクターです。ローレンツ系の蝶のような図が有名です。
軌道が限られた領域へ引き付けられながら、同じ周期を単純に繰り返さないことがあります。見た目が複雑というだけで判定せず、引き付ける性質と細部の幾何学的な構造を分けて確かめます。
具体例:軌道は不規則に巡っても、状態空間のどこへでも散らばるわけではなく、限られた集合の近くへ集まります。
混同しやすい点:幾何の複雑さとカオスの力学的な定義は別です。複雑な線を描いただけでは、ストレンジアトラクターの証明になりません。
変化と細かい形
11.リミットサイクル
りみっとさいくる / limit cycle
位相空間に現れる孤立した周期軌道です。安定なものでは、近くの軌道がその周期運動へ近づきます。
振動を続ける系でも、周囲の軌道がある閉じた軌道へ近付く場合を考えられます。摩擦のない振り子で初期条件ごとに別の閉じた軌道を描くこととは違い、周囲との関係や孤立性に注目します。
具体例:最初の振れ方が多少違っても、やがて同じ振幅で振動し続ける自励振動の模型を考えます。
混同しやすい点:単に円を描く軌道すべてを指しません。保存系に多数並ぶ閉軌道との違いや、孤立しているという条件を確認します。
12.分岐
ぶんき / bifurcation
パラメータの変化によって、平衡点や周期運動の数・安定性などが質的に変わる現象です。
調整する値をゆっくり変えていても、安定な状態の数や振動の種類が途中で変わることがあります。単に軌道が少しずれたのか、質的な構造が変わったのかを分けると、分岐という名前の意味が分かります。
具体例:左右対称な模型で、一つの安定点が不安定になり、二つの安定点が現れる場合を考えます。
混同しやすい点:初期値を少し変えることと、更新規則のパラメータを変えることは別です。分岐があれば必ずカオス、でもありません。
13.周期倍化
しゅうきばいか / period doubling
周期的な状態が不安定になり、その2倍の周期を持つ状態が現れる分岐の型です。
一周で元に戻っていた運動が、条件を変えると二周で戻る運動になる場合です。二倍、四倍、八倍と進む経路がカオスへつながる模型もありますが、カオスが生じる道筋はそれ一つではありません。
具体例:1回ごとに同じ値だった更新が二つの値を交互に取り、さらに四つの値を巡る模型を考えます。
混同しやすい点:カオスへ至る道の一つですが、すべてのカオスが同じ道を通るわけではありません。周期の窓なども区別します。
14.リアプノフ指数
りあぷのふしすう / Lyapunov exponent
近い状態のずれが、長い時間で平均的にどの程度の割合で増減するかを表す指標です。
近い二つの軌道の距離が、おおむね指数的にどう変わるかを調べる指標です。正の指数は差の成長を示しますが、短い区間の見かけだけで判定することはできません。観測する方向や長時間の性質も関わります。
具体例:ずれが概ね指数関数的に増える区間を考えると、増える速さを比べる発想がつかめます。
混同しやすい点:有限のデータからの推定には誤差があります。正の値一つだけで、あらゆる条件のカオス判定を完了したとしないようにします。
15.フラクタル
ふらくたる / fractal
細かな尺度まで複雑な構造を持つ図形や集合を捉える概念です。自己相似や非整数の次元がよく登場します。
拡大しても細かい構造が現れる数学的な形を考えると、長さの測り方や次元の直感が変わります。自然の海岸線に似た性質が見えても、原子以下まで同じ形が無限に続くと主張しているわけではありません。
具体例:コッホ曲線では線分を縮小した4本へ置き換える規則を繰り返し、細部が増える形を作ります。
混同しやすい点:自然の模様には尺度の限界があります。写真の一部分が似ているだけで、無限の自己相似を持つとは言えません。
全体に現れる性質
16.自己相似
じこそうじ / self similarity
部分を拡大すると全体と同じ、あるいは統計的に似た特徴が現れる性質です。
全体と一部が拡大・縮小で似た形になることに注目します。数学的にぴったり一致する場合もあれば、自然の模様で統計的な特徴が似る場合もあります。「同じ形」と言うときの精度と範囲を確かめます。
具体例:数学の図形で全体を縮小したコピーが部分として並ぶ場合と、自然の模様で傾向だけが似る場合を比べます。
混同しやすい点:厳密な一致と統計的な似方は違います。どの特徴を、どの倍率の範囲で比較したのかを明確にします。
17.スケール不変性
すけーるふへんせい / scale invariance
尺度を変えても、適切に量を調整すると同じ形の関係が現れる性質です。
観察する尺度を変えても、特定の規則や統計的な関係が保たれる性質です。図形が目に見えて同じという話だけに限りません。何をどのように拡大し、何が変わらないのかを定義する必要があります。
具体例:べき乗の関係では、横軸の単位を拡大したとき、縦軸も一定の倍率で変わる形を考えられます。
混同しやすい点:両対数グラフが短い範囲で直線に見えるだけでは十分でありません。有限サイズや測定範囲の影響を確かめます。
18.創発
そうはつ / emergence
要素同士の相互作用から、全体の水準で特徴的な振る舞いが現れることを捉える言葉です。
各要素の規則は比較的単純でも、多数の相互作用から全体の模様や振る舞いが現れる場合があります。個々の性質を列挙するだけでなく、つながり方を考えます。説明不能な神秘的作用を意味する語ではありません。
具体例:各個体が近所との距離や向きへ反応する模型から、集団の移動パターンが生まれる場合を考えます。
混同しやすい点:「複雑だから説明不能」という言い換えではありません。どの水準の性質が、どの相互作用から現れるのかを示します。
19.自己組織化
じこそしきか / self organization
全体の模様を細部まで外から指定しなくても、内部の相互作用などから秩序だった構造が現れる過程です。
外部から細部の配置を一つずつ指示しなくても、要素同士の相互作用から秩序が現れることを考えます。ただし外部とのエネルギーや物質のやり取りが不要という意味ではなく、境界条件も重要です。
具体例:加熱された流体で、条件に応じて対流の模様が現れる場面を考えます。
混同しやすい点:外部からのエネルギー供給や境界条件が不要という意味ではありません。「自己」という語から、外界と無関係だと考えないようにします。
20.臨界現象
りんかいげんしょう / critical phenomena
連続相転移の臨界点付近で、揺らぎや相関の長さなどが特徴的に変化する現象です。
温度などが臨界点へ近付くと、揺らぎや相関の長さに特徴的な変化が現れます。ミクロな仕組みが違う系で似た性質が現れる普遍性も興味深い点です。あらゆる相転移が同じ臨界現象を示すわけではありません。
具体例:磁性の模型で転移温度へ近づくと、離れた場所の変動が結び付く範囲が広がることを考えます。
混同しやすい点:何かの限界に達した場面をすべて指す言葉ではありません。社会の比喩へ使う場合も、物理の定義との違いを明記します。
もう一歩、言葉の奥へ
21.ロジスティック写像
ろじすてぃっくしゃぞう / logistic map
xを次の時刻の値rx(1−x)へ更新する、単純な非線形写像です。0≤x≤1、0≤r≤4のよく使う設定で、パラメータを変えると定常、周期、カオスなど多様な振る舞いを示します。
具体例:r=2でx=0.2から始めると、次は0.32、その次は0.4352になります。同じ規則を繰り返すだけでも長期の状態を調べる必要があります。
混同しやすい点:どのrでもカオスになるわけではありません。生物個体数の発想に由来しても、現実の集団をこの一式だけで正確に予測できるとは限らず、模型と観測を分けます。
22.ローレンツ方程式
ろーれんつほうていしき / Lorenz equations Lorenz system
三つの変数が非線形に結び付いた連立微分方程式で、流体の対流を単純化した模型に由来します。特定のパラメータでは、蝶のような軌道と初期値への鋭敏性が現れます。
具体例:ほぼ同じ二つの初期状態から計算した軌道が、しばらく近くを進んだ後に大きく離れる様子を比較できます。
混同しやすい点:蝶の絵そのものが実際の天気図ではありません。三変数の状態空間の軌道です。模型の形が似ることと、現実の気象を完全に再現することは別で、パラメータや数値計算の精度も確認します。
23.ポアンカレ断面
ぽあんかれだんめん / Poincare section ポアンカレ写像
連続時間の軌道が、状態空間の決めた断面を横切る点を記録する方法です。複雑な流れを、断面上の点の列や写像として捉え、周期性や構造を調べやすくします。
具体例:周期軌道が同じ向きで断面を横切るたび、有限個の同じ点へ戻る模型を考えます。長い曲線の全体を毎回眺める必要がなくなります。
混同しやすい点:任意の時刻ごとに撮る標本とは条件が違います。断面の場所や通過方向を決めないと点の意味が変わります。点が散らばって見えるというだけでカオスの証明を完了したとはしません。
24.準周期運動
じゅんしゅうきうんどう / quasiperiodic motion
互いの比が無理数になるような複数の基本振動数を含み、厳密には同じ状態へ周期的に戻らない規則的な運動です。周期的でないことが、直ちにカオスを意味しない例になります。
具体例:二つの角度がそれぞれ異なる速さで回り、その速さの比が無理数であるトーラス上の運動を想像できます。
混同しやすい点:有限時間の観測では長い周期との区別が難しい場合があります。複雑に見える波形だけでカオスと名付けず、周波数の構造や初期値のずれへの応答など、調べる性質を分けます。
25.吸引域
きゅういんいき / basin of attraction アトラクターの盆
長い時間の後に同じアトラクターへ近づく初期状態の集まりです。最終的な状態だけでなく、どこから始めるとそこへ行くのかという、状態空間の領域を調べます。
具体例:左右に二つの安定な谷がある模型で、初期の位置や速度によってどちらの谷へ落ち着くかを色分けします。
混同しやすい点:アトラクターそのものと、それへ近づく初期状態全体は違います。境界が複雑な場合は初期条件の小さな差が行き先を変えますが、それだけで各アトラクター内の運動がカオスだとは限りません。
26.間欠性
かんけつせい / intermittency
比較的規則的な振る舞いが続く区間と、激しく不規則な区間が交互に現れる性質です。非線形力学では、パラメータの変化に伴うカオスへの道の一つとしても扱われます。
具体例:穏やかに変動する値の列の途中で大きな乱れが起こり、再び穏やかな区間へ戻る模型を考えます。区間の長さの分布も手掛かりです。
混同しやすい点:日常語の「たまに起きる」と同じだけでは定義が足りません。外部から時々入力が加わっただけなのか、内部の力学で切り替わるのかを区別し、原因を時系列の見た目だけで即断しません。
27.同期
どうき / synchronization
相互作用する振動系などで、周期や位相の関係がそろう現象です。全く同じ動きをする完全同期だけでなく、位相差が一定になるなど、異なる種類を区別します。
具体例:結合した振り子や発振器の模型で、初めはばらばらだった位相差が一定へ近づく様子を考えます。結合の強さや固有振動数の違いが効きます。
混同しやすい点:同時に動いて見えるだけで相互作用による同期と断定できません。共通の外部入力による一致もあり得ます。また同期したからカオスでなくなったとは限らず、何がそろったのかを明示します。
28.自己組織化臨界性
じこそしきかりんかいせい / self organized criticality SOC
ゆっくり駆動され散逸する系が、細かな外部調整なしに、幅広い尺度の変動を持つ臨界的な状態へ近づくという考え方です。砂山の格子模型が代表的な入口になります。
具体例:少しずつ粒を加え、しきい値を超えた場所から隣へ粒を移す規則で、小さな崩れと大きな連鎖が生じる模型を考えます。
混同しやすい点:実際の砂山や社会のあらゆる急変が同じ仕組みとは限りません。べき乗に見える分布だけで証明したとせず、駆動、散逸、有限サイズや別の説明を確認します。自己組織化と臨界性の両方を問う言葉です。
29.パーコレーション
ぱーこれーしょん / percolation 浸透理論
格子の点や辺がある確率でつながる模型で、大きな連結集団がいつ現れるかを調べる考え方です。局所の接続から全体を横断する道が生まれる境目に注目します。
具体例:碁盤状のマスを確率pで埋め、上下をつなぐ埋まったマスの道が現れるかを調べます。格子や隣接関係を変えるとしきい値も変わります。
混同しやすい点:ネットワークの接続と、そこを何かが実際に流れる速度は別の問題です。感染や火災などへ応用する際も、その現実の条件が単純な独立占有の模型と同じかを確かめる必要があります。
30.普遍性クラス
ふへんせいくらす / universality class
微視的な仕組みが違っても、臨界点の近くで同じ臨界指数などを共有する模型のまとまりです。次元や秩序変数の対称性、相互作用の範囲などが分類に関わります。
具体例:見かけの違う物質や格子模型でも、適切な条件で同じ尺度変化の法則を示す場合を比較します。細部を越えて残る性質が焦点です。
混同しやすい点:すべての物質が同じ、という意味ではありません。どの臨界点とどの量を比較するかを指定します。両対数グラフの短い直線だけで同じクラスと決めず、誤差や有限サイズの影響も考えます。