ネーターの定理、カイラリティ、ゲージ対称性。物理や化学の格好いい言葉を、「何を変えても、何が同じなのか」という問いから読みます。法則・形・状態を区別して、30の用語をたどりましょう。
各項目には意味・具体例・混同しやすい点を添えています。例は理解のための模型で、実験結果の報告とは区別しています。
変換と、変わらないもの
1.対称性
たいしょうせい / symmetry
ある変換をしても、対象や法則の重要な性質が変わらないことです。何を変換し、何を同じとみなすかを指定します。
正方形を90度回すと同じ形に重なるように、ある操作をしても対象の性質が変わらないことを考えます。物理では、図形だけでなく法則や状態にも使います。何を操作し、何が同じかを一組で述べるのが出発点です。
具体例:正方形を90度回して形が重なる場合と、実験場所をずらしても法則が同じ場合を比べます。
混同しやすい点:形の対称性、法則の対称性、実現した状態の対称性は別の問いです。
2.変換
へんかん / transformation
対象の位置、向き、時刻、記述などを、規則に従って対応させる操作です。
平行移動、回転、鏡映など、対象を別の表し方や配置へ移す操作です。操作できること自体と、その操作をしても性質が変わらないことは別です。変換を指定して初めて、その対称性を問えます。
具体例:同じ図形を右へ動かす平行移動と、鏡へ映す操作では、何が変わるかが違います。
混同しやすい点:変換した後の対象が元と同じ性質を持つときに、その変換に関する対称性を論じます。変換があるだけでは対称とは言えません。
3.不変量
ふへんりょう / invariant
指定した変換をしても値が変わらない量です。対称性を、数や関係として確かめる入口になります。
例えば平面上で図形を回転しても、二点間の距離は変わりません。ただし拡大すれば距離は変わります。何に対して不変なのかを省くと、どんな操作でも同じという誤解になるため、変換の種類を添えます。
具体例:図形全体を回転させても、二点間の距離は変わりません。座標の数値が変わっても距離は保たれます。
混同しやすい点:変換に対して不変であることと、時間発展の中で保存されることは定義が違います。何について不変なのかを書き添えます。
4.連続対称性
れんぞくたいしょうせい / continuous symmetry
変換の量を連続的に変えられる対称性です。回転角や移動距離を少しずつ変える例で考えられます。
角度を0度から少しずつ変える回転のように、変換のパラメータを連続的に動かせる対称性です。ネーターの定理を読む際に重要になります。ただし、連続的に回せる物体ならどの向きでも同じ、とは限りません。
具体例:どんな角度に回しても同じになる円と、90度ごとにしか同じにならない正方形を比べます。
混同しやすい点:有限個の選択肢を持つ離散対称性とは区別します。ネーターの定理では、この連続性が重要な条件です。
5.離散対称性
りさんたいしょうせい / discrete symmetry
変換の種類が連続的につながらない対称性です。反転や、一定角度ごとの回転が例になります。
正方形の90度ごとの回転や、左右を反転する操作のように、区切られた変換で保たれる対称性です。連続対称性とは性質が異なりますが、重要度が低いわけではなく、結晶や粒子の理論でも登場します。
具体例:左右反転した図形が同じ形になる場合を考えます。少しだけ反転、という途中の操作ではありません。
混同しやすい点:連続対称性と同じ形の保存量がいつも得られるわけではありません。似た「対称」の語でも数学的な条件が違います。
法則の対称性と保存
6.時間並進対称性
じかんへいしんたいしょうせい / time translation symmetry
時刻の原点を一様にずらしても、法則の形が変わらない対称性です。
同じ条件の実験を、始める時刻だけずらしても同じ法則で記述できる、という性質です。物体が時間とともに動かないという意味ではありません。法則が時間に依存するかと、その解が変化するかを分けます。
具体例:外部条件が同じ理想化した系で、今日始める実験と時刻だけずらした実験の規則を比べます。
混同しやすい点:物の状態が時間変化しないという意味ではありません。対象の動きではなく、法則の時刻依存性を問います。
7.空間並進対称性
くうかんへいしんたいしょうせい / spatial translation symmetry
空間内の位置を一様に移しても法則が変わらない対称性です。適切な条件で運動量保存へつながります。
場所を移しても法則が同じ形になるという性質です。近くに壁がある実験と、何もない場所の実験を無条件に同じとするのではなく、外部の条件まで含めて、どの系を平行移動するかを指定します。
具体例:壁や外場の影響がない模型で、実験全体を横へずらした場合を考えます。
混同しやすい点:外場が場所によって違えば、その部分系で同じ対称性があるとは限りません。場所を変えたとき何もかも同じ、という主張ではありません。
8.回転対称性
かいてんたいしょうせい / rotational symmetry
向きを回しても、形や法則が変わらない性質です。連続的な空間回転対称性は角運動量保存と結び付きます。
向きを回しても法則が変わらないことを考えます。重力のある部屋で装置だけを回す場合などは、外部の向きを固定したままなので注意が必要です。宇宙に特別な方向があるかという大きな問いにもつながります。
具体例:球の形と、特別な方向を持たない理想的な力学の法則を、それぞれ回して比べます。
混同しやすい点:正方形の90度回転のような離散的な対称性と、どの角度でも成り立つ対称性を分けます。
9.ネーターの定理
ねーたーのていり / Noether theorem
一定の条件で、作用の連続的な対称性に保存量が対応することを示す定理です。
作用が連続的な変換に対して不変であるとき、条件のもとで保存量が得られるという関係です。時間並進とエネルギー、空間並進と運動量などを、ばらばらな暗記ではなく一つの見方で結び付けられます。
具体例:時間のずれとエネルギー、位置のずれと運動量、回転と角運動量の対応を並べます。
混同しやすい点:どんな見た目の対称性にも、そのまま保存則を割り当てる定理ではありません。系・作用・変換の条件を指定します。
10.エネルギー保存
えねるぎーほぞん / energy conservation
適切に定めた閉じた系で、エネルギーの総量が保たれるという関係です。形の変化と量の消滅を区別します。
運動エネルギーが減っても、熱などへ移れば、全体のエネルギー保存と矛盾しません。まずどこまでを系として数えるかを決め、外との受け渡しを追います。「使ったエネルギーが消滅する」という日常語とは区別します。
具体例:摩擦で運動が減る場合も、熱などへの受け渡しを系へ含めて考えます。
混同しやすい点:物体一つだけを見て量が減ったからといって、保存則の破れとは限りません。境界を通る移動や外部の仕事を確認します。
保存量と空間の反転
11.運動量保存
うんどうりょうほぞん / momentum conservation
外力の合計が0となる系で、全運動量が保たれる関係です。向きのある量を足します。
衝突する二つの物体では、それぞれの運動量は変わっても、外力を無視できる全体の運動量は保存されます。向きを持つ量なので、大きさをそのまま足すだけではなく、正負や方向をそろえて計算します。
具体例:摩擦を無視した二台の台車が互いに押し合うとき、各台車ではなく二台全体の運動量を比べます。
混同しやすい点:速さの合計が保存するという意味ではありません。質量と方向を含め、どの座標系で計算しているかをそろえます。
12.角運動量保存
かくうんどうりょうほぞん / angular momentum conservation
指定した点や軸に関して、外力のモーメントが0なら全角運動量が保たれる関係です。
回転軸に対する質量の分布や速度の変化を、角運動量として追えます。外からのトルクが無視できる模型では、腕を縮めた回転者の回転速度が変わっても保存を考えられます。回転数そのものの保存ではありません。
具体例:回転中に体の広がりを変える模型では、慣性モーメントの変化に応じて角速度が変わることを考えます。
混同しやすい点:回転速度そのものが一定という意味ではありません。軸・系・外からのトルクを明確にします。
13.電荷保存
でんかほぞん / charge conservation
閉じた系の全電荷が保たれることです。正負の電荷を符号付きで合計します。
正負の電荷を含む全体の収支を考える法則です。ある領域から電荷が減っても、境界を通って外へ出たなら保存に反しません。電流を通じた移動を含めて数えると、電荷が局所的に蓄積する場面も扱えます。
具体例:中性の物体から電子が移ると、片方が負、もう片方が正になりますが、両方を合わせた全電荷は変わりません。
混同しやすい点:電子の個数があらゆる反応で不変という意味とは違います。電流の出入りがあれば、一部分の電荷は変化し得ます。
14.パリティ
ぱりてぃ / parity 空間反転
物理では空間反転に対する性質を扱う言葉です。位置座標の符号を反転した系を比べます。
空間の座標を反転したとき、物理の法則や状態がどう振る舞うかを考えます。鏡の比喩は入口になりますが、三次元では全座標の反転という定義を確かめます。弱い相互作用では、この対称性が破れることが知られています。
具体例:鏡のような反転を手掛かりに、元の過程と反転した過程の規則が対応するかを考えます。
混同しやすい点:弱い相互作用ではパリティ対称性が破れることが知られています。宇宙の法則は必ず左右を同じに扱う、とは言えません。
15.CP対称性
しーぴーたいしょうせい / CP symmetry CP violation
粒子と反粒子を入れ替えるCと、空間反転Pを組み合わせた変換に関する対称性です。
Cは電荷の正負だけでなく粒子と反粒子の対応、Pは空間反転を扱います。二つを組み合わせた対称性も、すべての過程で成り立つわけではありません。物質と反物質の違いを調べる実験へつながります。
具体例:元の粒子の過程と、反粒子へ置き換えて空間反転した過程を比較します。
混同しやすい点:CPの破れとCPTの破れは同じではありません。似た略語でも、時間反転を含むかどうかで比較条件が違います。
鏡像・記述・状態
16.CPT対称性
しーぴーてぃーたいしょうせい / CPT symmetry
電荷共役C・空間反転P・時間反転Tを組み合わせる対称性です。一定の仮定を持つ局所的な相対論的場の理論で重要な役割を持ちます。
三つの変換を一度に行ったときの関係であり、C・P・Tがそれぞれ単独で対称という主張ではありません。名前を一文字ずつ読んで、どの操作をまとめて比較しているかを確かめると、CPとの違いが見えてきます。
具体例:粒子と反粒子の質量などを高精度に比べることは、関連する予測の検証につながります。
混同しやすい点:CPが破れるからCPTも破れる、とはなりません。理論の定理と、特定の量を実験で検証したことも分けます。
17.カイラリティ
かいらりてぃ / chirality キラリティ
幾何や分子の構造では、鏡像を回転・移動させても元へ重ねられない性質です。
右手をどれだけ空間で回しても左手と完全には重ならないように、鏡像との一致を問う性質です。分子では、原子の種類と結合が同じでも配置が違うことがあります。一か所の見た目だけでなく、構造全体で判定します。
具体例:右手と左手、または鏡像の分子模型を回して比べます。
混同しやすい点:分子の立体構造の用語と、粒子物理の場に関する定義はそのまま同じではありません。使う分野を確かめます。
18.ゲージ対称性
げーじたいしょうせい / gauge symmetry
同じ物理的状況を異なる数学的な記述で表せる、記述の自由度に関わる対称性です。
記述の余分な自由度を変えても、観測できる量が変わらないことに注目します。そのため、自由度を取り除くためのゲージの選び方も登場します。目に見える物体の形が左右対称という話とは、扱う対象が違います。
具体例:電磁気では、ポテンシャルの表し方を適切に変えても、電場・磁場の予測が変わらない変換を考えます。
混同しやすい点:普通の物体を回転させる操作と同一視しません。局所的なゲージ変換と、大域的な連続対称性の保存則にも区別があります。
19.自発的対称性の破れ
じはつてきたいしょうせいのやぶれ / spontaneous symmetry breaking
法則には対称性があっても、実現する状態がその対称性を持たないことです。
同じ深さの谷が二つある規則は左右対称でも、左に落ち着いた状態を右へ移せば別の状態です。規則と実現状態を分けることが核心になります。厳密な物理の議論では、系の大きさや外場などの条件も指定します。
具体例:左右同じ深さの谷の一方へ玉が落ち着く模型で、地形と玉の状態を別々に比べます。
混同しやすい点:外から片側の谷だけを深くする明示的な破れとは違います。法則そのものが無効になったという意味でもありません。
20.秩序変数
ちつじょへんすう / order parameter
相や秩序の違いを区別するために用いる量です。相転移を、見た目の変化だけでなく数として追う入口になります。
どの相にいるかを、代表的な量で区別するための概念です。強磁性体の磁化なら、高温側と低温側で状態を特徴付ける手がかりになります。対象ごとに適切な量を選ぶため、万能な一つの尺度ではありません。
具体例:強磁性の模型では、磁化が状態を区別する秩序変数の例になります。
混同しやすい点:秩序という日常語から、社会の良し悪しを測る尺度だと考えないようにします。対象の系に応じて定義します。
もう一歩、言葉の奥へ
21.群
ぐん / group
操作を組み合わせる演算があり、結合法則・単位元・逆元という条件を満たす構造です。対称変換を続けて行うとどうなるかを、図形の見た目から離れて整理できます。
具体例:正方形を90度ずつ回す操作は、続けて回しても同じ種類の操作になり、一周の回転は何もしない操作に対応します。
混同しやすい点:全ての群で演算の順序を交換できるわけではありません。三次元の異なる軸の回転などでは順序が効きます。単なる集合を群と呼ぶのではなく、何を元とし、どんな演算を入れたかを確認します。
22.リー群
りーぐん / Lie group
群の演算と滑らかな連続構造が両立したものです。連続な回転などを、パラメータを少しずつ動かす操作として扱い、物理の連続対称性を記述する道具になります。
具体例:平面を角度θだけ回す操作の集まりでは、角度を連続に変えられ、回転の合成も滑らかに変わります。
混同しやすい点:群の元が無限個あることだけでリー群とは限りません。位相や微分可能性の条件が必要です。また離散的な対称性をリー代数の微小変換だけから全て読み取れると考えず、連結性なども区別します。
23.生成子
せいせいし / generator
連続対称性では、無限小の変換を記述する量や演算子です。小さな変換を積み重ねて有限の変換を考えることで、対称性と保存量の関係を調べる入口になります。
具体例:量子力学では回転の生成子として角運動量、時間発展の生成子としてハミルトニアンが現れる関係を考えます。
混同しやすい点:ここでの生成子は単なる原因という日常語ではありません。どの空間で、どの変換を、どんな規約で表すかが必要です。離散的な群で「全体を作る元」と呼ぶ生成元との用法の違いにも注意します。
24.可換性
かかんせい / commutativity
二つの操作の順序を入れ替えても同じ結果になる性質です。対称変換や量子力学の演算子では、順序が結果に影響するかを調べる基本的な区別になります。
具体例:同じ軸の回転同士は順序を交換できますが、立体を異なる軸の周りに回すと一般には結果が変わります。実際に箱で比較すると直感を得られます。
混同しやすい点:非可換であることを、何も計算できないという意味にはしません。また演算子の交換関係と、実験装置が単に物を乱したという説明は別です。どの二操作を比べるかを先に決めます。
25.時間反転対称性
じかんはんてんたいしょうせい / time reversal symmetry T symmetry
時間の向きを反転し、速度や角運動量など必要な量の符号も対応して変えたとき、法則が同じ形で成り立つかという性質です。逆再生の映像の見た目だけでは判定できません。
具体例:摩擦を無視した力学の模型で、ある時点の速度を全て逆にした解を考えると、軌道を逆にたどる関係が分かります。
混同しやすい点:巨視的な不可逆性やエントロピー増大と、微視的な法則の時間反転対称性は別の問いです。電磁場や量子状態では変換する量をきちんと指定します。T対称性の破れとCPT全体の話も分けます。
26.ゲージ不変性
げーじふへんせい / gauge invariance
同じ物理状態を表す記述の自由度を変えても、観測できる量が変わらない性質です。電磁気では適切にポテンシャルを変えても、電場と磁場が同じになることが入口になります。
具体例:ポテンシャルの表し方を変えた二つの計算が、同じ測定量を与える場合を比べます。何を変えてよく、何が観測量かを整理します。
混同しやすい点:実際の電場を好きに変えても結果が同じという意味ではありません。記述の冗長性と物理的な対称変換を雑に一緒にしないことが大切です。境界条件や量子理論での扱いも文脈に依存します。
27.ゴールドストーンの定理
ごーるどすとーんのていり / Goldstone theorem 南部ゴールドストーン
大域的な連続対称性が自発的に破れると、適切な条件のもとで低エネルギーの励起が現れるという定理です。相対論的な理論では質量0の南部・ゴールドストーン粒子の形で述べられます。
具体例:等価な向きが連続して並ぶ状態で、選ばれた向きをゆっくり空間的に変える揺らぎを想像すると、低いエネルギーのモードの入口になります。
混同しやすい点:離散対称性の破れには同じ結論を適用しません。局所的なゲージ対称性や非相対論的な系では扱いと数え方が異なります。「対称性が破れれば必ず質量0粒子」と条件を省かないようにします。
28.明示的対称性の破れ
めいじてきたいしょうせいのやぶれ / explicit symmetry breaking
方程式やエネルギーを決める項に、最初から特定の向きや状態を区別するものが加わることです。法則は対称なのに状態が一つを選ぶ自発的な破れとは区別します。
具体例:左右対称な谷の模型に傾斜を加え、右の谷だけを低くすれば、左右を等価にする条件そのものを変えたことになります。
混同しやすい点:外場を取り除いたときにも秩序が残るか、どんな極限を考えるかが自発的な破れとの比較に重要です。現実では両方の要素がある場合もあり、見た目の偏りだけでどちらの破れか決めません。
29.縮退
しゅくたい / degeneracy
異なる状態が同じエネルギーなどの固有値を持つことです。対称性が縮退を要求する場合があり、対称性を変える外場などによって値が分かれる現象を調べられます。
具体例:磁場がない模型で同じエネルギーだった状態が、磁場を加えると別のエネルギーになる場合を考えます。何の固有値が同じかを明示します。
混同しやすい点:状態そのものが同一という意味ではありません。また全ての縮退が同じ種類の対称性だけから生じるわけではなく、偶然の一致も区別します。日常語の「縮む」や劣化と結び付けない数学・物理の用語です。
30.対称性の回復
たいしょうせいのかいふく / symmetry restoration
条件の変化によって、以前は対称性を破っていた状態が、対称な状態へ移ることです。温度による相転移などで、法則の対称性と実際の状態の対称性を比較する際に使います。
具体例:理想化した磁性体で、低温の自発磁化が高温では消え、特定の磁化方向を選ばない状態を考えます。キュリー温度が一つの入口です。
混同しやすい点:法律のようなルールが修復されるという意味ではありません。外部磁場がある場合などは最初から向きが指定され、単純な対称状態にはなりません。有限の系、平均の取り方、外場の有無を一緒に確認します。